喪失と悲しみの心理 2
「いつもわたしなんて、何をやってもうまくいかない・・・」
「どうせわたしなんて・・・」
そんなふうに思って、どんどん自信・やる気をそがれている方もいるでしょう。
自分なりに一生懸命頑張っても
ちっとも道の開けない時もあります。
後から来た人が、こともなげに追い抜いていくこともあるでしょう。
【セルフエフィカシー(self Efficasy 自己効力感)】
『自分が、ある具体的な状況において、適切な行動を成功裏に遂行できるという予測および確信』
→バンデュラ(Bandura, 1977)が提唱した概念
「わたしはやれるのだ」という思いを持つことは大切です。
これまでの生活のなかで、培ってきた考え方の癖をすぐに変えることは出来なくても
スモールステップで成功体験を積み重ねる
あるいは、真似てみる。
そのようにしてセルフエフィカシーを持つことで
すこしずつ、周りの状況が好転していきます。
あるいは 例えば、治療カウンセリングの効果も高まります。
『目標は、スモールステップで(2009-12-08)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/5072
『闇に閉ざされるとき(2010-05-11)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9412
参考:カウンセリング辞典 誠信書房