重陽の節供(菊の節供)
心理カウンセラーになりたくてずっと心理の勉強をしてきた私が
なぜ今、中医学なのか?
もともと私は
『自分自身のストレスに気づき、
ケアする方法を身につけることで自身の心身の健康を守り維持できるように』
という考えを持っていましたが
それをもっと生活の身近なところに取り入れることはできないだろうかと考えていました。
そんなときに中医学と出会いました。(最初は、東洋医学との出会いでした)
学び始めると先ず
陰陽学説や五行学説に魅せられました。
今まで複雑に考えていたことが
嘘のように考えやすく、解きほぐされていくことに気づきました。
また、中医学は、
疾病の予防治療上に在っては、予防を重視し“未病を治す”ことを主張しています。
そして何より中医学の基本的特徴の一つである
【整体観念(全体観)】で『心と体のつながり』を人体の統一性として説いており、
“中医学は「こころ」と「からだ」を分けません。” という一文にすっかりつかまれてしましました。
何となく考えていたことが、中医学との出会いによって
【予防カウンセリング】という形で私の前に道を開きました。
この呼び方自体がオリジナルで、もっとよい言い方があるのかもしれませんが
今はこう呼んでいます。
中医学を学んではいても
医師・薬剤師・栄養士の資格を持たない私に出来ることはかぎられています。
しかしそれだからこそ逆に、普通の私たちが生活の中で出来ることが提案できると思っています。
中国では家庭内で代々受け継がれ
生活の中の養生として自然に行われています。
学んだことを、まとめながらシリーズとしてお伝えしていきたいと思っています。
奇しくも今日は春節(旧正月) 中華圏でのお正月です。
そのうえ 新月です。
今日から始めます。
〈中医学 1〉