賃金の支払いの5原則は重要

山本勝之

山本勝之

テーマ:法改正

労働基準法第24条には、賃金の支払いが定められています。

賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならず、
毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならないのです。


全額払いと言っても、所得税や社会保険料などを
賃金から引き去りすることは許されています。


今月6月から始まる定額減税では、引き去る所得税が減るため、
もし減税を行わずに所得税を引き去った場合は、
所得税を引き去りすぎになり、全額を支払う法律に違反になります。

制度が複雑なので、気をつけたいものです。


※定額減税のパンフレット(国税庁)※PDF
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/0024004-072_03.pdf




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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

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