介護施設で、職員の過半数を代表する人を選ぶ場合の注意点です
介護職員の一人ひとりは、もっている技術が違います。
違いを考慮して、役割分担を行うことが必要です。
例えば、介護記録を書くのが速い職員もいれば、
遅い職員もいます。
よく耳にするのが、介護記録を書くのがあまりにも遅いので、
通常の勤務が終わった後、個別に残って記録を書いて
もらっていることです。
他の職員は、通常の勤務時間内で記録を書くことができ、
定時で帰ることができるようです。
記録を書くのが遅い職員も、通常の勤務時間内で記録を
書くことができるよう業務の分担を見直しましょう。
また、どうしても通常の勤務で書き終わらず、
残って書く(残業・時間外勤務)場合は、
適切に時間外勤務手当を支払いましょう。
記録を書くのが遅い職員には、残業をさせて記録を書いてもらっても、
時間外勤務手当を支払っていない施設・事業所があります。
勤務時間外に仕事を行っているのにもかかわらず、
時間外手当の支払いを行わないのは間違っています。
気をつけましょう。
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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。