コラム
介護事業者における介護保険法の改正の影響
2015年8月24日 公開 / 2020年7月15日更新
今年の4月に、介護保険法が改正され、
介護事業者・施設にとって、収入が減る(報酬減)の状態になっています。
今月8月からは、現役並みの収入がある方が、
介護保険のサービスを利用した場合、1割から2割負担に変わっています。
そのため、今まで受けていた介護サービスの利用を減らしたり、
やめたりする方も出てきておられるようです。
また、新聞の報道では、介護事業者の倒産件数が増加傾向にあることが
報道されていました。
介護の現場では、ますます介護を受ける人が増える一方で、
介護を行う人材不足が心配されています。
なぜ、介護サービスを提供するのか、どのようなことで社会に役立つのかなど
事業者や施設の理念が確かでないと、様々な影響に翻弄されるのかもしれません。
このような状況こそ、介護事業所・施設は、社会から求められていますので、
しっかりとした理念を持ち、職員へ浸透し、業務に反映することが必要だと思います。
目の前の影響だけに振り回されないように、
しっかり運営を行っていただきたいと思います。
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※2020年7月15日に、記事の内容を一部修正しました。
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