介護職員の給与から引かれているものは?

山本勝之

山本勝之

テーマ:働く上でのルール、就業規則

給与明細を見ると、様々なものが引かれていると思います。

・所得税
・住民税
・健康保険料や介護保険料
・厚生年金保険料
・雇用保険料
これらは、法律で、給与から引き去ることが認められているものです。


しかしながら、介護の現場で働く職員さんであれば、
・職場で食べている給食費
・職員内で組織している懇親会費
・職場で加入できる生命保険料や財形貯蓄の費用など
も引き去りされていると思いますが、これらは、
事業所ごとで協定書が締結されていれば、給与から引き去ることが出来るものです。

協定書とは、「賃金控除に関する協定書」(24協定)のことで、
毎年締結が必要な協定書ではなく、引き去りする内容が変わった場合のみ
締結し直すので、あまり美馬らレたことがないかもしれません。

この協定書がなければ、労働基準法が定める賃金の全額払いに違反することになりますので、
気をつけましょう。(労働基準法・第24条)








ツツジが咲く季節ですね。





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※2020年7月14日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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