介護施設でなかなか職員の応募がないのは・・・

山本勝之

山本勝之

テーマ:採用

介護施設では、職員の退職も多く、採用活動を行っている事業所も多いです。

日曜日の新聞の折込み広告にもたくさん掲載されています。


採用してほしい希望者は、どのように考えているのでしょうか?


特に、日曜日の新聞の折り込み広告は、見ている方が多いです。
また、新しい求人がないか、この広告を心待ちにしている方も多いです。

インターネットで、ハローワークや求人広告のサイトを見ている方も多いです。
特に主婦の方は、パソコンよりもスマートホンなどで、ご自分の空き時間に
求人の情報を探しておられる方も多いです。


このように求人の情報を探しておられる方は多いのですが、
なぜ事業所に応募がないでしょうか?

個々の事業所の求人広告を見てみないと、詳細はわからないことがありますが、
一般的に、

 ・具体的な働きやすさが書いていない
 ・自分のモデルとなるような働き方が書いていない
 ・将来、自分がどんな風にスキルアップできるのか書いていない
 
など、具体性に欠けたり、仕事を探している方が働き出したときに
イメージできないことが、原因だと思われます。

求人広告では、スペースに限りがあります。
スペースを大きくしても、その広告は1回限りのものです。

例えば、職場の雰囲気や、具体的な働きやすさを、施設のホームページに紹介したり、
ホームページがなくても、無料のブログなどで補完してはいかがでしょうか。


また、意外と仕事を探している人は、知人や友人などから、
施設のそれぞれの特徴や聞こえてくる話(口コミ)などの情報を得ています。

広告やホームページで、見かけだけよいことを書いても、
すぐに見極められてしまいます。


そういった点では、介護施設は、求人活動だけでなく、今いる職員の働きやすさや
働きがいなどもよく考えて取り組む必要があります。



駅のホームから、海が見えました。水辺が恋しくなる季節ですね。





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※2020年7月11日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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