県の介護保険事業者 集団指導の資料で注意したいこと

山本勝之

山本勝之

テーマ:運営基準・管理・指定取消、マイナンバー

県の介護保険事業者集団指導の資料は、介護事業所の運営にとって大変重要で、
管理者やサービス提供責任者は、常に確認したい内容です。

この資料は、兵庫県のホームページにも掲載されていますが、
人事労務管理の資料において、法改正があり制度が変わっているのですが、古い制度のまま掲載されています。

私は、この集団指導指導には参加していませんので、もしかすると口頭で説明があったかもしれません。
参加されている方で、聞き漏らした方も確認をお願いします。


資料ページは、「介護労働者の労働条件の確保・改善のポイント」全体資料の54ページの
(10)労働保険の「雇用保険とは」という表中の内容で、下から3行目です。
県のホームページでは、こちら
http://web.pref.hyogo.jp/hw17/documents/roudouzyoukennokakuho.pdf


「2反復して就労する者であること(具体的には、6ヶ月以上引き続き雇用されることが見込まれること)」

この文章の「6ヶ月以上」は、現在「31日以上」になっています。

法改正前にこの資料が作成されたため、対応できないままになっている模様です。


現在、雇用保険に加入すべき労働者は、
1.1週間の所定労働時間が20時間以上
2.反復して就労している(31日以上引き続き雇用されていることが見込まれている)
ことが対象となります。


一度、お手元の資料をお確かめください。

兵庫県のホームページ
http://web.pref.hyogo.jp/hw17/hw18_000000093.html



神戸の三宮神社の軒下に、ネコが寝ていました。
陽だまりのネコですね。




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 ※2020年7月10日に、記事の内容の一部を修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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