言いだした人を協力できる介護施設は、コミュニケーションが◎

山本勝之

山本勝之

テーマ:コミュニケーション

介護施設では、通常の業務をしていると、
「こうしたほうがいいのにな」、「こう変えたら、利用者さんも喜ぶと思う」など、
改善や提案が生まれることが、度々あります。

こんなときに、あなたは、「こうしたほうがいいのにな」といつも職場で提案しているでしょうか?

また、「こうしたほうがいいのにな」と言うと、「言いだしっぺがするのならいいよ」と周りから言われているでしょうか?


「言いだしっぺがするのならいいよ」という施設は、職員間のコミュニケーションが注意信号です。
なぜなら、あの人が提案するなら、職場の中で協力しようというぐらいコミュニケーションがはぐくまれていないからです。

「言いだしっぺ」が言っても、言いだしっぺの人となりや考え方が分かっていると、
協力しようや協力はできないけどちょっとアドバイスしようという風土があるはずです。


一方、「言いだしっぺがするのならいいよ」という風土は、職場のほかの人にあまり関心が持てず、
そのため、最低限のコミュニケーションしか交わしていないこともあります。

コミュニケーションがうまくできていないとどうなるでしょうか?

相手の考えと自分の考え方にギャップが生じたり、相手に言っていることと自分で受け止めたことの意味が違うことも生じます。

そのためちぐはぐな仕事ぶりや、相手に対する理解不足につながってしまいます。


言いだした人を協力できる介護施設は、コミュニケーションが◎というのは、そういう意味があるからです。

◎になるよう、職員間のコミュニケーションを見直してみましょう。

この後、写真を撮っていることに、気づかれてしまいました。




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 ※2020年7月10日に記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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