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介護施設では、利用者の自宅からの送迎や、病院や外出などで送迎車両を使う機会が大変多いです。
この送迎車両を使うたびに、運転日誌をつけていますか?
いつ、だれが、どこへ行ったのかを記録する運転日誌には、様々な意味があります。
1.車両の管理状況を把握する
いつガソリンを入れたか、自動車に不具合がないかを記録しておきます。
また、毎回自動車を使う前に、自動車に傷がないかを確認することも行います。
傷だらけの自動車で送迎される利用者は、車を見てどのように感じるでしょうか?(不安です)
傷が付いていたら、原因を確認した上で、早めに修理へ出します。
2.誰が、どこへ、どんな要件で行ったのかを把握する
住民の方から、そこの施設の自動車が走っていたけれども、どんな用事があったのですか?
という問合せや、路上駐車していて邪魔だった・・・という苦情も寄せられることがあります。
的確に答えたり、再びご迷惑をかけないように対策を講じるためにも必要です。
3.私用で使わないように
2と関連するのですが、業務と関連なく、私用で自動車を使うことを防止する意味もあります。
施設の車で事故が生じた場合、業務であれ、私用であれ、
事故に対し、施設の管理責任が問われる可能性もあります。
運転日誌をつけるのは面倒と考えるのではなく、業務で自動車を運転するのだという
気持ちを切り替える意味もあります。
運転日誌をつけていなければ、今日からでもはじめてください。
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※この記事は、2020年7月10日に記事の内容を一部修正しました。