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コラム
採用後に職員へどれだけ関われるかが、介護施設の職員の定着につながります。
2012年2月1日 公開 / 2020年7月10日更新
介護施設の中で、1年間で10人の人が退職した場合、
・そのうち4人の人が、採用されて1年未満の人
・そのうち3人の人が、採用されて1年以上3年未満の人
との調査結果があります。(写真がそのデータです)
出典:「平成22年度 介護労働実態調査結果について」
(介護労働安定センター)
これは、3年未満しか続かなかった人が、1年間で退職した10人中7人になる計算です。
介護職員が就職しても、すぐ辞めてしまうのは、なぜでしょうか?
同じ調査では、介護職員が辞めた理由として、
・施設の運営や理念のあり方が合わない
・職場の人間関係が原因 が多い結果となっています。
一方、退職しない、つまり、職員が定着しているのは、
・職場でコミュニケーションが円滑になるように工夫している
・仕事の内容ややりがいに満足している
という結果があります。
退職が生じると、その後の求人や採用後の教育・指導には、多大な経費と時間がかかります。
運営面においても、なかなかスムーズにいきません。
採用後に経営者や施設の管理者への関わり方が、ポイントになっています。
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※この記事は、2020年7月10日に記事の内容を一部修正しました。
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