このやり方がある！

このやり方がある！

「このやり方がある！」

自分が困っていたり、やりたいことがあるのに
それができない状況で、何とかしたいと思った時
そういわれたら
あなたはどうしますか？

コロナが完全に終わる時期まで待ちますか？
自分で何とかしますか？
私は待っていられませんでした。

いつも人と対峙し
体に触れ、体に触れられて感じ取り、伝え
その場の空気やニュアンスで伝わることより
確かなものはないと、長年思ってきました。

しかし、今般のような状況で
集まってするレッスンができないとなると
今できる中でできることをするしかありません。



4月からオンラインレッスンを始めたのです。
定期のクラスレッスン、
無料のZOOMミーティング、
有料のパーソナルwebレッスン

最初は定期レッスンで始めましたが
集中の仕方が素晴らしいのです。
私に頼れないと思うと感覚の扉を最大に開いて
吸収しようとされる自覚のようなものが伝わってきました。




繰り返すうち
「このやり方、自分できちんとできていなかったんだな
出来ていたのは、先生が直してくれていたから」
と気づいて、試行錯誤して考えられて
その2回後には、できなかったことができるようになられていました。

こちら側に関しても、来てくださるときに対応していた海外の方
遠方の方にもレッスンできたこと。
自分の伝え方が、手を添えるか添えないかの違いで
言葉としては、いつもより多弁になり
自分が言葉にすることで、その時に

「これも可能」と思えることが増えて来ることに
新鮮な驚きを感じました。

そして、リアルな対面でなくても
伝えられるやり方があってよかった！と
心から思ったこと。

たまたまLINEのやりとりをしていた人が
入院前で、突然、腰とお腹の激痛を訴えられて
ご自分で何とかできる状態ではなさそうだったので
ご家族に動画で伝えて、痛みを軽減するやり方を
私の代わりにやってもらうと
20分もしないうちに激痛が嘘のように
納まったとご本人から
喜んで連絡がきました。

少し前から
・病院のベッドでの楽な寝方
・痛みがある時の呼吸の仕方
・歪まない寝返りの打ち方
・ベッドでの起き上がり方

など、オンラインで練習していましたが
しっかり呼吸していくと、随分違うということ。
ご家族に伝えたことをやってもらって
役には立てました。

今は充分な状態でなくても、できることはあり
充分でないからこそ、
伝える側も受け取る側も
意識は最大になるということを
ものすごく実感しています。

どんな時でもやってみることは
無駄ではなく、だからこそ得ることがたくさんあるのです。



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