心の目に映るもの、映らないもの
あかちゃんの自然な体
生後3日の赤ちゃんを見た時
とても素直に感動した。
お母さんの体の中にいる時から
自分の居心地のいい状態がわかっている。
妊娠中の研究生たちが
「体が通る」状態の時には
赤ちゃんがお腹にいることを忘れるくらい
楽に動け、少しそこから外れるとお腹が張ると言うのを聞くと
お母さんの体が自然な状態である時は
1つの体に2つの意思がありながら
お母さんと赤ちゃんは無理なく一体になっているようである。
気持ちよさそうに脚を垂直にぽんぽんと動かして
腕をいっぱいに伸ばすのは
私が力を抜きたいとき、よくやっているのと全く同じだ。
(お借りしてきた画像です)
この画像を見ると、思わずため息。
はいはいする赤ちゃんは
体幹主導。
赤ちゃんがものすごく速くはいはいする姿を
見たことがある人は多いと思うが
大人はあんなに速く動けない。
なんとまあ中心に力が集まっていること!
脚と胴体もくっきり分かれている。
みんな赤ちゃんの時には知っていることを
2足歩行するようになると忘れてしまう。
しなやかな体が、いつのまにか固まったり、歪んだり・・
元々知っていたことを忘れてしまうのが
何とも残念。
赤ちゃんの時には知っていた自然な体を思い出す為に
大人は今日も試行錯誤する。