体の意識も向上するが体も大きく変化する
体の意識は向上するもの
「あの人は意識が高い人」
「意識の持ち方が低いのよね」
そんなふうに言われることありますよね。
昨日のレッスンで・・
組みになってお互いをサポートすることを
どんどんやっていただいているのですが
そこで私が説明したことについて
「この場合にもこんなふうにしたらいいんじゃない?」
「ここで応用できるよね」
と、ご自分たちなりに使い方を考えておられるのです。
とても嬉しくなりました。
体に対する意識は少しずつ向上していくものだと思いました。
少し前まで「え~!どうでしたっけ?」
と、すぐ忘れてしまっていた人たちです。
自分たちで応用して、綺麗な開脚が出来ていました。
「腕が上がらなくて」
「腰が痛くて」
「好きなことを始めたのに全然うまくならない」
と、来られた方は、
「楽にしてほしい」
「何とかしてほしい」
と言う気持ちが強く、しばらくは他力本願である場合が多いです。
少し慣れてきても、深く考えるようになるまでは時間がかかります。
意識が低くても、これは仕方のないことです。
体は自分で思うようにならないと諦めているうちは
自ら可能性の扉を閉ざしています。
心と体はつながるので、一緒に成長していくものだからです。
自分で開けない扉は重く感じられ、見ただけで無理そうです。
本当に楽になり、次は自分が一生できそうもなかったことができた!
その気持ちに出会うと、体の扱いが繊細になってきます。
意識の持ち方のレベルが変わるのです。
そうなると、体はみるみる変わってきます。
同じものを見て、同じ説明を聞いても
理解する幅も感じられることも
そこから更にどう使うかを考え出すことも
それまでとは違ってきます。
よくなられたなと思う人が
更に気持ちの持ち方を変えて行かれると同時に、体が変化していくのを見ると
(気持ちが先か体が先なのかわかりませんが)
「楽しい!」
「体が思ったように動く!」
という喜びは
どこまで人を成長させていく可能性に満ちているのだろうと
私自身も夢が広がっていくのです。
今日からリオでパラリンピックが始まります。
頭が下がるほどの努力と意識で
無限の可能性に更に挑戦していく姿を見せてもらうのが楽しみです。