できる感覚を知っていればまた出会える
日常生活でできるトレーニング
少し前からレッスンに来られるようになった方が
3か月ほど関西を離れることになられ、その間はどこかでレッスンを受けることも難しいので
折角よくなってきた体を少しでも忘れないために役立つことを・・と
2人でご一緒にレッスンした。
・楽に寝る
・楽に座る
・楽に立つ
日常生活で、この3つがきちんとできることをじっくりやってみた。
「折角、意識が変化してきたのに3か月もレッスンに来られないのが不安」
とおっしゃっていたが、ものは考えよう。
今までしてきたことを自分一人で整理しながら試行錯誤してみる、いいチャンスと考えれば
悪い方へはいかない。
レッスンできないからダメだと考えてしまえば、体も心も自堕落に流れていく。
思い方次第で、今まで固めていたものを柔らかい筋肉に変えていくことを考えてもいける。
無駄なことなんてひとつもない。
どう使いたいか考え意識して行う行動と、あきらめて何も行わないこと
また焦って闇雲にどう使いたいかを考えずに筋トレなどすることに比べたら
かえって、その期間が大きな飛躍につながるかも知れないと考えれば、全く違ってくる。
(意識なし)
(意識あり)
上は肩甲骨、股関節を意識しないで寝たもの。
下は意識して寝たもの。
(意識なし)
(意識あり)
上から見るとこんなふうになる。
ちょっと歪んでるだけやん、と侮るなかれ。
歪んでるか歪んでないかに気づけない人の方が多いのである。
歪んでるのを直す意識のある人は、そこから座る、立つ、歩く、更に動くことにも
歪ませずにできていく道ができるのだから。
1人で試行錯誤していくと、力が入ってしまうと言われて、プリエで大汗をかいておられたので
椅子に座ってもらい、誘導した。
坐骨を引いて座り、股関節をきっちり折って、坐骨から土踏まずまでの方向を合わせ
下腹の感覚、肩甲骨の感覚、ひとつずつ感じてもらった。
背骨に空気を通すようなイメージで頭の先に抜けていく。
脚にも流れを感じていく。
そうすると、頭から背中、お尻、腿の裏、膝、ふくらはぎ、かかと、足指まで
裏側がつながる感覚を実感された。
言葉だけでも自分でイメージが出来ていく。
その後では座るようにされていたプリエも繋がりをkン時てできるようになった。
やって頂いたことは
電車の中で楽に座りたい
股関節から足指までねじれのない脚の意識付け
パソコン作業中の環境を整える
無理なく背骨が伸びる体幹の意識
などを総合して使ったもの。
座っていることは日常生活の中でも多いので、ことあるごとにこういうことを意識していく。
こま切れの時間の中から以降錯誤して得られることはどれだけたくさんあるか
計り知れない。
ここから立ってみる、歩いてみる、荷物を持って、子供を抱いて、家事をしながら・・
レッスンに行けなくても、日常生活の方が長いのである。
それを利用しない手はない。
トップページの下の方、「お知らせ」の中にもあるが
PCの場合、右上の「神戸新聞」の表示の下には検索欄がある。
ここに自分が知りたいことのキーワードを入れると、それに関連したコラムが
色々でてくる。
「うまさきせつこ 肩甲骨はがし」
「坐骨~土踏まず」
「背骨を伸ばす 立つ 足裏」
「椅子に座って」
などのように検索してみて下さい。
私が書いていることは、1人でできることが多いので
どんどん参考にして下さい。
この日、得た発想から椅子に座って体幹の意識を意識して感覚を育てていけるストレッチを
考えてみた。
全部一緒にすると長くなるので、動画を分けながらUPしていきたいと考えてます。
脇やお腹を引き締め、体幹の流れを知るストレッチ