激励と叱咤の間
先入観は棚上げしておく
自分に関して言えば、失敗するパターン、うまくいかないパターンは
その時のさらっとみたイメージだけで
「これは自分が知っているあのやり方」
「あの時のこれだよね」
と、先入観にとらわれてやってしまうこと。
最初にそこから始めると、それが外れていない場合はいいが
決して同じことではないと思い知らされる。
いったん「知っているやり方」ととらえて始めると
自分が作った枠に閉じ込められてなかなか抜け出せなくなる。
それは似ているように見えるが、求められているものが本質的に違ったりする。
もちろん、自分が知っていてそのままで大丈夫な時もあるが
初めての出会いと同じ思いで観察し感じて行かなければ
そんなに浅いものではなく
もっともっと深いものであったりする。
人の体も感覚も日々違い進化しているのだから
教わることは100年同じではない。
「知っていること」と甘く見てはいけない。
そこにどんな自分を磨くヒントが隠されているか知れない。
また「年を取ったから」
「体がとっても固いから」
と言われる方も、先入観にとらわれていることが多い。
ま50~60歳になるやならずで「年を取っている」と言われるのは
勿体ないことで、「年を取ればこんなものでしょう」という思い込みに過ぎない。
もちろん個人差はあるけれども、自分の体を知り、時間をかけてきちんと動かしていくなら
以前より快適に感じられる体になることもできる。
自ら歳を取らなくていい。
固い体は、固くなる体の状態で使っていることは殆どなので
楽にできる体の状態を覚えていく。
すぐに自分でできなくても、少しのアドバイスで楽な状態を体感される人も多い。
先入観にとらわれてあきらめてしまうのは本当に残念なことである。
頭を固くしてしまうと可能性は閉じる。
切り替え次第で誰の中にも真っ白なページはある。