できる感覚を知っていればまた出会える
体幹と義手、義足が結びついたら・・
朝、NHKの番組を何気なく見ていたら、
進化する義手・義足★ロボット化 活用を目指すリハビリセンター
事故などで手足を失った人が、開発された義手や義足で
日常生活をこなすだけでなく、
それまでと同じ仕事に従事しておられるのを見た。
お1人は現場監督をされていたが
腿の途中から義足をつけて、当たり前に重い荷物を持ったり
現場で歩き回っておられた。
体重を支えるだけでなく、空中で回したり、負荷がかかっても大丈夫なようだった。
二の腕から先を事故で失くされた女性も、包丁を使ったりして
家事をされていた。
体の小さな動きをロボットが感じ取って手先、足先につなげるらしい。
全部を詳細に見ていたわけではないので
細かい仕組みまではわからなかったが
手足をなくされた方は、その部分を使わなくなるので
固まり、失われていない部分まで機能が極端に低下する。
今は鏡を使って反対側の手足の動きを予測して
作られているということだが
体幹からわずかにでも残っている手足の部分に
体幹からのつながりで動きを伝えられたら
更にすぐれた義手、義足の効果が発揮でき
性能も更に上がっていくのではないかと思った。
体幹の小さな動きから送り出される流れを
ロボット義手義足がキャッチしてくれたら
かなりの細やかな動きが可能になっていくのではないかしら?
事故に遭われたアスリートなどにも
そんな更に進化した義手義足ができたら・・
実際にこんな先端技術の義手義足ではないもので
踊っておられるダンサーやアスリートもいらっしゃるのだから。
費用も100万円~300万円と
安くはないが、失った手足の代わりをしてくれるのであれば
思ったより安いのではないかと、私は感じた。
人間の持てる体の機能と
進化する科学が更に結びついたら
手足を失われた人が、ごく当たり前に生活され
持てる夢をあきらめないで済むのではないか。
素晴らしいことだと思った。