子供の最初の教師は親
背骨のしなり
自分の体の可動範囲を広げて
自分の思うようにコントロールするために
常に体の意識をしていると
手をかけた分だけ、ご褒美がある。
背骨から動く意識を持ちたいので
気が付いたら背骨の椎の1本1本を順に動かしているが
頑固な背中も随分言うことを聞いてくれるようになってきた。
例えひとつのことでも
続けてやっていると、それに伴って
多くのことに気づく。
数年前と比べれば、肩甲骨もよく動くようになったし
股関節が痛むこともなくなった。
背骨の引っかかりも感じなくなってきた。
背骨を波打たせるように動かしていると
過剰な力も感じていたのが、ごく自然な小さなきっかけで動かせるようになってきた。
これが自分でも嬉しい。
動かせる範囲が広がってくると
更にここをもっとこう使いたい
ここもつなげられる!と新たな目標が出てくる。
何より、体がどんどん楽になってくる。
私は昔から大きな怪我をすることは滅多になく
レッスンを休まなければならないほどの傷め方はしたことがない。
が、負担がかかったところをだましだましやっていたり
舞台前に調子に乗りすぎて
固めてしまい、棒が入ったような痛みで、整骨院に駆け込むことはしばしばあった。
この頃はそれもほとんどない。
昨日もさんざん動いた後、整骨院でほぐしてもらったが
いい感じに抜けているようだ。
良く使ったところも自分で再生できているらしい。
特に痛くなくても整骨院でお世話になる。
自分の体を人の手に委ねて確認させてもらえる。
ちょっとしたことで、多くのヒントをいただく。
毎朝、背骨を動かすことをしてから起きるが、以前より楽に起きる。
今より若かった10年くらい前には、ベッドから脚をつけるのさえ痛かったときもある。
起きる時に「うう~」と言う声も記憶に遠い。
今の方が体に自然なことができているのだろう。
年齢が若いから体が滑らかに動き
年齢が高いから、体が老いる図式は普通に考えれば当たり前だが
自分でコントロールする意識を重ねて行けば
年齢を重ねて若い頃よりいい状態の体を実感することは夢ではなくなる。
意識して使い続けてある日気づけば変化していることに気づく。
先月のワークショップにいらした方が
毎日、タオルストレッチを欠かさずやっていた4日目に
下着がずれたのか?と思ったら、肩甲骨の位置が今までより
下にあることに気づかれたそうだ。
それ以来、毎日欠かさないで続けておられる。
自分自身の意識で体は変わる。
自分次第で、年齢に関係なく背骨のしなりを感じることができる。
泳ぐ魚のようにしなやかな体は、年齢ではない。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップのお受入れ残り1名となりました。
今週、5月のご案内をする予定です。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール