マイナスの言葉は心と体と環境に影響大
触れて感じること
来週、初めての企業セミナーをさせていただくことになり
今、その準備をしている。
介護の一線で働くヘルパーさんのためのセミナーである。
私も両親の介護をしていた時、ヘルパーさんたちには本当にお世話になった。
ケアマネさん、ヘルパーさん、訪問看護師さんの助けなしには
到底仕事をしながら、介護を続けることはできなかった。
家族とは違う「顔見知りの他人」は本当に有難い。
家族がいつもそばにいて、見られるに越したことはないが
家族も四六時中、高齢者の世話だけでは、へとへとになってしまう。
離れたところにいれば、通い続けるか、一緒に住むしかない。
例え他人であっても、常に顔を合わせる人が来てくれることに
高齢者は安心感を抱く。
この方たちのお蔭で、どれだけ有難かったか知れない。
自分が行けない時でも、変わりがないか、いつもと様子が違うことはないか
あれば連絡して下さり、相談にも乗っていただける。
他人の親にこれだけして下さることに頭が下がった。
高齢者のケアは大変である。
元気で愛想のいいおじいちゃん、おばあちゃんばかりではないし
神経も体力もいるお仕事である。
料理やお掃除だけでなく、つきそったり、あらゆる介助の仕事もある。
自分では立ち上がることもできない方をどう起こすか、支えるか
相手に負担をかけないようにする訓練は受けておられるが
それを実行する自分自身の身体のケアは、その人任せである。
自分の身体を張って、腰痛やひどい肩こり、腕が上がらなくなったりの痛みをお持ちの方も
よくみかけた。
もちろん自分の身体の管理は、社会人として当たり前であるが
痛くなるまでほったらかしで、痛くなれば病院や整骨院にお任せ。
それでも、行く方はまだ気を付けておられるかただと思うが
日々、自分ではどうしたらいいかご存じない方も多い。
高齢者を支える尊いお仕事をされる方たちが
ご自身もよい状態で介護ができるように
日々、ひとりでもできる体のケア、
習慣化していける体の意識、
自分で自分の身体を感じてもらうことを
焦点にしている。
おひとりずつの身体に触れて
自分自身の自然にいられる楽な体を実感してもらいたい。
100の言葉で伝えるよりも確かな
「触れて感じてもらう」と言うこと。
個人レッスンであろうが企業セミナーであろうが
私が伝えることには変わりがない。
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