体の意識は向上するもの
教える人も教わる人も唯一無二・・
「先生」と言われる人は星の数だけいる。
教師だけでなく、医者も政治家も学者、批評家・・
「先生」と呼ばれることが多い。
接する相手だけでなく、多くの人に良くも悪くも
影響が大きい人、と言うことだと思っている。
私は立派な先生とは程遠いから
「先生はこうあるべき」と言える立場にないし
言うつもりもない。
先生も生徒と同じで、生まれ、育ち方、考え方、環境
全て違うのだから、それぞれのパーソナリティーで
人に教えたり、影響を与える。
A先生が素晴らしいからと言って
B先生がそっくりそれを真似ても同じものにはならない。
「伝統」もそっくりそのまま伝わるわけではない。
「何を大事にするか」に寄っては
そっくりだけど形だけで、中身はまるで違うことになる。
どんなに素晴らしいものを継承しても
それは「唯一無二」である。同じものではない。
先駆者はそっくりそのままコピーして残してくれとは
思ってないだろう。
受け取った人の経験や考え、その人のエキスがそこに加わることになる。
時代に寄っても形は変わってくるかもしれない。
残すべきは形でなく中身である。
私はボディコントロールを他人様に伝えているが
体をコントロールできるように習慣化できれば
私が今やっているメソッドの形なんてどうでもよい。
自分でコントロールできるようになれば
自分自身で、動かしたいところがつながりやすい、どんな方法も
考え付くはずだからだ。
私が伝えたいのはメソッドではない。
メソッドはあくまでひとつの方法、手段に過ぎない。
どのようにすれば、意識ができるか
意識と体をつなげていくとどんなふうになるか
それができるようになれば
そこから先はそれぞれの「唯一無二」である。
これは「技術」だけではないから
その人自身を磨かなくてはならない。
自分の心と体は自分のものだが、人の心と体を感じることができなくては
自分の心と体をコントロールすることはできないからである。
人を感じることができる人は体に伝えていくのも早い。
自分自身を構築していく中に「ボディコントロール」はある。
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うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール