自分の未知の引き出しを開けて行く  うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:自分自身を高める

自分の未知の引き出しを開けて行く



みなさんにとって、自分の身体を意識して日々暮らしていくことは
どんな意味を持つのでしょう。

私自身は、もっと若い時には
レッスンは自分が知らないこと、持ちえないことを吸収するために
教わりにいくこと。
日々、自分が家で自習するのは、体が硬くならないようにストレッチし
苦手なことを何度も何度も練習していましたが
レッスンでうまくいかないと落ち込み
身体は固くなる、叱られる、より固まる、ますますうまくいかない。
苦しい自分を叱咤激励して耐えながら、精神的苦痛と闘う意識でした。
この苦しみと闘うのがレッスンだと思っていました。

自分自身のできないことを「なぜできないか、どうしたらできるか」は
外から見えることだけで考えていました。
見ているようで見ていない。
自分自身のことを認識できていなかったのだと思います。

今は全く違います。
レッスンは自分を解放するところ。
自分自身の身体のバランスやいいところ、悪いところ
それも総合して、いいところは、こんなつながりでできている
悪い所は、ここがつながりにくい、ではどこから改善するか
身体の内側から考えます。
人の身体の内側には、自然につながるところがあります。
一度でつながり、2度と見失わないものではありませんが
誰もが持っていながら、一生知らないで終わる人もいます。

身体を意識することは未知の引き出しを開け、中のものを
自分自身の力で引っ張り出してくるようなものです。
意識により研ぎ澄まされた手は、上手にそれを少しずつ引き出していきます。
絡んだ糸も、少しずつ根気よくほどいていきます。

自分自身の未知の引き出しを開ける作業は楽しく嬉しく気持ちの良いもの。
身体と心はつながっています。
どちらが固まっても、思うようにはいかないのです。
答えは自分の中にあります。

写真の方は決してお若くはありません。
持病もお持ちですが、最初はまっすぐ座ることさえ大変でした。
1年半たった今は、未知の引き出しをどんどん開けておいでです。

「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細
うまさきせつこモダンバレエ研究所 新ホームページ
ブログ せつこのゆったり自分コントロール

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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