試行錯誤してつかんでいくこと
「小鳥遊」って読めますか?
映画館のアニメのポスターで、以前目にした小説の登場人物と同じ名字を見た。
長いこと忘れていたが、これは
「たかなし」
と読む。
天敵の鷹が来ないので
小鳥たちは安心して、無心に遊ぶ・
だから「たかなし」
どういう経過で、この字があてはめられているのかは知らないが
おしゃれな感覚。
子供はいざ知らず、大人が「無心に」何かをするのは
なかなか難しい。
日常の疲れを取りたいと遊びに行っても
頭の片隅に
ちょっと嫌だな~と思っていることとか
仕事でしておく段取りとかが残っていたりして
100%無心ではない。
大人が「無心に」何かをするには
経験の上に更に卓越した悟りのようなものが
必要である気がする。
先日の舞台ではこれが要求されたのだと思っている。
「大人でなければできないこと」
舞台上では、作品の中での約束事とか
きっかけであるとか、一緒に踊る人とのタイミングを
計算したり、感じたりしており、
そのうえで自分を出すこともする。
決して、何も考えずに踊っている訳ではない。
「無心」とは違うかも知れないが、
楽しくて、舞台の時間が終わってしまうのが
惜しく思われた。
大人の「小鳥遊」は
安全確認をしつつ、あらゆることを想定しながらの
「無心」なのかも知れない。
舞台は非日常だが、日常の生活でも
大人の「小鳥遊」を持てる人になりたいと思う。
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