レッスン開始2か月、どれもパンツがブカブカ
体の知識と意識は心も育てる
先日、「知識と意識で体を育てる」と言うタイトルでコラムを書きましたが
体を考えていくことは、心も育てることになります。
私のところでは、
子供の時から20年以上、私のところに通ってきてくれている研究生がいます。
こんなに長く続けてくれるとは、指導を始めた当初は考えもしていませんでした。
それこそ、少女から思春期、大人になるまでの過程を見てきました。
私は「この世界だけの常識」で子どもたちの指導をしたくなくて
それもあるけれど、世間様ではこうですよというスタンスでした。
うちは踊りや体の使い方を教えるところですが
心と体はつながっているものなので、レッスンを通して
いろんなマナーや気配りの仕方なども自然に伝えることになりました。
相手の立場なら自分はどうするか、体と体のコンタクトで
相手の体のエネルギーの流れを感じながら、自分もそれに反応する、
という練習をよくしますが、
これをしていると、自分の体の整え方、合わせ方がわかります。
と、同時に相手がしたいことも感じられるようになります。
体のことを意識していると、周りの人のことが見え、感じられるようになっていきます。
この人たちは非常によく気がつき、どこに出しても褒められます。
もちろん、新しい知らないことがある度に
「こういう時はこんなふうにするよ。こんな場合もあるよ。」
と伝えてきましたが、今はマナーのこと、気配りの仕方を言うことはありません。
常に「周りを感じる」ことをしているので、自分自身で
考えることができるのです。
周りを見て感じ取ることができる、と言うのは想像力がしっかり働いているということです。
この人たちと付き合うのは楽しい。
「感じ取れる」ことは美しいと思います。
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