それぞれの体の個性を感じること  うまさきせつこのボディコントロール

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テーマ:心と体にいいこと

それぞれの体の個性を感じること

人はそれぞれ顔が違うように体も様々です。
体は唯一無二のもの。
似ていても同じものは2つとないのです。

私たちのグループレッスンでは、同じことをみんなでしてもらうことも多いですが
それぞれ体も経験も違うのですから、同じことでも受け止め方もやり方も違います。
Aさんに言ったことをBさんに言っても伝わらないこともあります。
同じレッスンで、毎回同じことを同じように伝えていたら
ずっとできない人が出てくることになります。

すんなり膝の伸びる人に「膝を伸ばして」と言えば苦も無く伸びますが
同じことを自分の体の意識の仕方を知らないX脚のCさんに言えば
膝を後ろ側に押して「反張膝」になってしまうこともあります。

「その人を感じる」ということが大切なのだと思います。
一つのことをするにも、その人の体の個性に合わせてできる方法を促すことが必要です。
同じ指導でも、体を考えなければその人はよい方向に伸びません。

訓練しなければ、人は形をとらえようとします。
中心を意識せず、形を真似るだけでは、体は無理を繰り返し
出来ないだけでなく、痛めて固めて、よりできなくなってしまいます。

それぞれが違うのは当たり前。
違うことは個性です。
欠点ではありません。
ただし、その違いが辛かったり、やりにくかったり、不自由なものであれば
その体なりに使える方向に促していけばいいのです。
使い方次第で、体は使える範囲が広がりますが、どんな体であるかの認識を持ち
それに合わせていかなければ、知らないままいくら努力しても
よい方向にはいかないのです。



花はどんな花も無心に咲いて美しい。
意識を持って、感じている体も同じように美しいのです。

「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細
うまさきせつこモダンバレエ研究所 新ホームページ
ブログ せつこのゆったり自分コントロール

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専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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