マイナスの言葉は心と体と環境に影響大
それぞれの体の個性を感じること
人はそれぞれ顔が違うように体も様々です。
体は唯一無二のもの。
似ていても同じものは2つとないのです。
私たちのグループレッスンでは、同じことをみんなでしてもらうことも多いですが
それぞれ体も経験も違うのですから、同じことでも受け止め方もやり方も違います。
Aさんに言ったことをBさんに言っても伝わらないこともあります。
同じレッスンで、毎回同じことを同じように伝えていたら
ずっとできない人が出てくることになります。
すんなり膝の伸びる人に「膝を伸ばして」と言えば苦も無く伸びますが
同じことを自分の体の意識の仕方を知らないX脚のCさんに言えば
膝を後ろ側に押して「反張膝」になってしまうこともあります。
「その人を感じる」ということが大切なのだと思います。
一つのことをするにも、その人の体の個性に合わせてできる方法を促すことが必要です。
同じ指導でも、体を考えなければその人はよい方向に伸びません。
訓練しなければ、人は形をとらえようとします。
中心を意識せず、形を真似るだけでは、体は無理を繰り返し
出来ないだけでなく、痛めて固めて、よりできなくなってしまいます。
それぞれが違うのは当たり前。
違うことは個性です。
欠点ではありません。
ただし、その違いが辛かったり、やりにくかったり、不自由なものであれば
その体なりに使える方向に促していけばいいのです。
使い方次第で、体は使える範囲が広がりますが、どんな体であるかの認識を持ち
それに合わせていかなければ、知らないままいくら努力しても
よい方向にはいかないのです。
花はどんな花も無心に咲いて美しい。
意識を持って、感じている体も同じように美しいのです。
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