講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
9月11日(水)は午前中、たつの市御津子育てつどいの広場「わくわく親子講座」で講演会がありました。
演題は「子どもからの3つのプレゼント」。
参加してくださったのは乳幼児をお持ちのお母様方約12名です。
親学10か条の資料をもとに子育てについてお話ししました。
2、ありのままを愛する(そのままのあなたが大好き)ではこのようにお話ししました。
ありのままを愛するとはやんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。
一言で言いますと子どもを変えようとしないということです。
その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。
「そのままの自分で愛されている」
そう思えることがどんなに幸せで、どんなに嬉しく、どんなに自信がつくことでしょう。
自信とは究極的にはただ一つです。
「自分はそのままで愛されている」。
そう思えること。
それが自信の根幹にあります。
「そのままのあなたが大好き」
これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
では、どのようにしてそれを伝えていけばいいのか。
今日は皆さんに紹介したい絵本があって持ってまいりました。
絵本を朗読した後、このようにお話ししました。
この絵本はおねしょがピタリと止まる魔法の絵本と呼ばれています。
子どもの問題の80%以上は「愛情伝達不足」から起こっています。
愛情不足ではありません。
愛情はあるのです。
でもその愛情を毎日言葉とスキンシップで伝えているでしょうか。
毎日絵本を読むことによって、親の愛情を伝えるということは大変いい習慣だと思います。
講演の終わりにはユーミンの「やさしさに包まれたなら」の曲に乗せてお一人づつ違う詩をプレゼントしました。
質疑応答では「中学生とかに親の愛情を伝えるにはどうすればいいですか?」と質問がありました。
「子どもが小さい頃は言葉やスキンシップで積極的に愛情表現したらいいのですが、
中学生の場合は『待つ』『信じる』『話を聞く』という受け身の愛情表現をするといいですね。
愛情も子どもが大きくなるにつれて成長していかなければなりません。
そういう意味では『待つ』『信じる』『話を聞く』というのはより深い、より成熟した愛情表現なんですね。」
また「待つというのは私には難しいのですが何かコツというかアドバイスがあれば教えてください。」という質問もありました。
「待つのはむずかしいですね。でもこれも親の成長には不可欠です。親も修行やと思って待ってあげてください。コツとしてはお配りしているこの詩をよく見えるところに貼っておいていつも見て心がけるようにされたらどうでしょうか。」とお答えしました。
皆さん、大変熱心に聞いてくださいました。
またお会いできる日を楽しみにしております。
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