兵庫県加古川市立氷丘南幼稚園での講演会 「あなたのままで100点満点」
7月7日(日)は岐阜県安八町に講演に行ってきました。
会場はハートピア安八。
演題は「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」。
みなさん、親が普段、子どもにかけている言葉ってどんなものでしょう。
「早くしなさい」
「もう宿題したの?」
「何べん言ったらわかるの!」
「いい加減にしなさい!」
実は親が子どもにかける言葉の8割以上は注意、命令、禁止、叱責です。
これら上から一方通行の言葉ではやる気も自信も引き出せません。
それらを引き出そうと思ったら、もっと子どもと対話しなければいけません。
では、どうすれば対話できるのか?
子どもに問いかけるのです。
しかし、問いかけにもプラスの問いかけとマイナスの問いかけがあります。
資料をごらんください。
プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。
<子どもに対するプラスの問いかけ>
・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?
<子どもに対するマイナスの問いかけ>
・ なんで~するの?
・ なんで~しないの?
・ なんで~したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?
プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。
そのあと「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」の資料を元に
実例やエピソード、ドラえもんの話も取り入れながらお話ししました。
7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)
のところでは高橋大輔選手と長光コーチとのエピソードを紹介し、
長光コーチのどのような言葉が彼を救ったのかをお話しししました。
ビートルズ最後のシングル「 Let it be 」の創作秘話をお話ししたあと
実際に聞いていただきました。
講演の終わりに小田和正さんの「たしかなこと」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。
講演後、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500円税込)のサイン販売をさせていただきました。
みなさん、熱心に聞いてくださいました。
ありがとうございます。
また、みなさんにお会い出来る日を楽しみにしています。
< リンク >
講演会の講演依頼.com|長谷川満 プロフィールページ
https://www.kouenirai.com/profile/3820
システムブレーン|長谷川満 プロフィールページ
https://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7816.htm
教育講演・人権講演のテーマや内容については
http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/64075/
子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
http://www.hariat.co.jp/ksg/
長谷川満の見方が変わる相談室
http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html