講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
11月11日(水)は午後からたつの市立越部小学校で講演会でした。
テーマは「命の大切さを子どもたちにどう伝えるか」。
保護者の方約100名が参加して下さいました。
最初にこんなお話をしました。
先日大阪のある小学校で講演したときにこんな相談を受けました。
「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップをとろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいんですか?」
そうですか・・
普通そのくらいの年齢ですと、まだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・。
ところでご主人との夫婦仲はどうですか?
「別に悪くありません。」
そうですか・・
では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?
「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」
そうですか・・、ふーん・・
ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
では、ご主人の方のご両親とはどうですか?
「つきあいしていません。」
よく聞いてみますとご主人の実家とは絶縁状態で、この方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。
そうでしたか。
子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
そっくりの構図ですね。
あなたが子どもさんからのスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされているんじゃないでしょうか。そしてどうしたらいいかと悩まれているんじゃないでしょうか。
それを子どもが身を以て教えてくれているんじゃないでしょうか。
この2つの問題はリンクし合っていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いをされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるのかもしれませんね。
僕がそう言うとその方はハッと気づかれたような顔をしておられました。
このように一見子どもの問題と見えるものの中に、自分の問題を子どもが身を以て教えてくれているということがあるのです。
ですから、子どもに何か問題が出て来て悩まれるようなことがあったら、まずは一度自分のありようを振り返って、夫婦関係はどうか?実家の両親との関係はどうか?嫁姑は?自分の価値観や生き方はどうなのか?と見直してみるといいんですね。
そのあと、自己肯定感を育てる関わりについて事例をあげてお話ししました。
みなさん、ずっと熱心に聞いて下さいました。
講演の最後はこのような言葉で締めくくりました。
「最後に皆さんにプレゼントする曲はゆずの「雨のち晴レルヤ」という曲です。
この曲の歌詞の中に『どんな君でも愛している』ってあるんですね。
親の子に対する本当の気持ちってこれじゃないでしょうか?
その本当の気持ちを素直に伝えていけるようにこの曲をプレゼントします。
本日は誠にご清聴ありがとうございました。」
ゆずの「雨のち晴レルヤ」にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
聞いて下さった皆さん今日はありがとうございました。
もし講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
講演後、校長先生と教頭先生とPTA会長、副会長さんと写真を撮りました。
ショート講演ムービー「子どもからの3つのプレゼント」
http://124.34.250.60/profile/movie/3820_mv.htm
講演紹介動画「笑って感動して心が軽くなる講演」
https://www.youtube.com/watch?v=IJgivKVQttk
講演紹介動画「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」
https://www.youtube.com/watch?v=2WVpUz5AnPc
子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
http://www.hariat.co.jp/ksg/
不登校でお悩みなら
http://www.hariat.co.jp/ksg/futoukou.htm
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