愛知県安城市での家庭教育講演会 テーマは「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」
1月20日(火)は加古川市立氷丘南幼稚園で講演してきました。
テーマは「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」。
聞いて下さるのは保護者の皆さんです。
私は「無為の子育て」というのを提唱していまして、どんなんかと言いますと「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し、育てていきましょう。それが一番楽で、一番幸せで、そして一番子どもが伸びる子育てです」というものなんですが、
パスカルという人がこんなことを言っています。
「人間は天使になろうとすると悪魔になる」。
あまりに正しくあろうとするとかえって悪いことをしてしまうという意味なんですが、子育ても同じだと思うんです。正しい親であろうとすればするほど、いい子にしようとすればするほど、かえって子どもも自分も苦しめることになってしまう。
そういう不自然なことはやめて、ありのままに自然に子育てしていきましょうというのが「無為の子育て」です。では、その無為の子育てとはどんなものなのか、それを『親学10か条』の資料をもとにお話ししていきました。
『親学10か条』
1、 子どもの自己成長力を信頼する。
(信じて待つ)
2、 ありのままを愛する。
(そのままのあなたが大好き)
3、 子どもを尊敬する。
(もうすでにあなたは素晴らしい)
4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
(自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない
5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
(あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)
6、 家族が仲良くする。
(許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)
7、子どもの話を聴く
(関心を持つ)
8、子どもの存在を喜ぶ。
(生まれてくれてありがとう)
9、 親が幸せである。
(笑顔と感謝を持って暮らす)
10、家をのんびりできる場所にする。
(心が安らぐ居場所)
講演の最後はこんなふうにお話ししました。
「子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくてあなたのもとに生まれてきました。だから欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。
だけど、ママには笑っていてほしい、幸せでいてほしい。
笑うためには許すことが必要です。
誰を?
自分をです。
誰にでもダメな所や欠点はあると思います。
皆さんはご自身のそのダメな所や欠点を直そうとするのではなく許して下さい。
そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげて下さい。
そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
そうして許し合って、笑い合って、皆さんが幸せに暮らしていかれることを心より願っております。」
そう締めくくったあと、熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
今日の講演会に参加して下さった皆さん本当にありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしております。
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