愛知県安城市での家庭教育講演会 テーマは「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」
11月13日(木)は午前中、加古川市立しかた子ども園で講演してきました。
100名以上の方が参加して下さいました。
演題は「子どもの願い、親の願い」。
子どもに対する親の願いというのは人によって様々ですが、子どもの願いというのは大体は共通しているんですね。
子どもはまず何よりも大好きなお母さんから「愛されたい」と願っています。子どもは「自分はそのままで愛されている」と親の愛情を十分に感じることによって自己肯定感を身につけていきます。
次に子どもは「甘えたい」と願っています。
お母さんに安心して甘えたい、甘えを受け止めてもらいたいと願っています。
甘えさせると自立出来ないんじゃないかと思われがちですが逆なんですね。
甘えの欲求を十分に満たされた子どもが自立していけるのです。甘えを受け止めてもらうことで親子の絆がしっかりと結ばれるからこそ子どもは安心して親から離れていけるのです。
3つ目は「ほめられたい」。
ほめられる喜びは自信につながるだけでなく、前向きな意欲にもつながります。
ほめられたい欲求を十分に満たされることで、周りから評価されることではなく、自分は何をしたいのかという内発的な動機から自己実現したいと願うようになります。
4つ目は「喜ばれたい」。
自分は喜ばれる存在である。
子どもにとってそう思えることは本当に幸せなことです。
幸せに生きていく力はそういった所から生まれます。
最後5つ目は「自由でありたい」。
これは子どもに限らず人間の普遍的な願いですね。
自由でありたいとは言葉を変えますと「自分でありたい」ということです。
まとめますと、子どもは「愛されたい」「甘えたい」「ほめられたい」「喜ばれたい」「自由でありたい」と願っています。
そしてこれらの願いが満たされて育ちますと心身ともに「満たされた子ども」になります。
子育ては、この子どもの心を満たすということが重要なんですね。
そのあと子どもの人生を幸せにする魔法のコトバ「ありがとう」「だいじょうぶ」「よかった」を事例を交えながら楽しくお話ししました。
「ありがとう」「だいじょうぶ」「よかった」は人を明るくする言葉、人を笑顔にさせる言葉です。
だから、笑顔いっぱいの明るい家庭を築こうと思ったら、これらの言葉を家でたくさん言うようにしたらいいんですね。そうすれば家庭の雰囲気がパーッと明るくなります。
そのようにお話ししました。
最後にゆずの「雨のち晴レルヤ」の曲とともにお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
みなさんのあたたかい雰囲気に助けられて、無事講演を終えることが出来ました。
参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしております。
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