講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
9月11日(木)は午前中、たつの市アクアホールの研修室で講演会がありました。
タイトルは「思春期・反抗期の子どもとのつきあい方について」です。
子どもを変えようとするのではなく、子どもへの見方を変える。
子どもをプラス視点で見ていくことで、子どもはその潜在していた素晴らしさを現すようになっていきます。
「あなたは大丈夫。あなたには力がある。あなたは素晴らしい。」という見方を見失わないことが子どもをプラス視点で見るということです。
この子どもを『プラス視点で見る』というのは実はとても難しいんですね。
どうしてかと言いますと、これは親である自分の心のありようの問題だからです。
これは教育における大転換なんですね。
それはつまり、「子どもをどうするのか」ではなく「親である自分がどうあろうとするのか」ということであり、子どもの問題から自分の心のありようの問題へと見方を変えるということです。
今日は皆さんに紹介したい詩があって持って参りました。
今、お手元に「もし思春期をやりなおせるなら」という詩がございますね。
これをちょっと読まさせていただきます。
もし子どもの思春期をやり直せるなら
勉強のことばかり言わずに
もっと楽しい話で笑い合うようにします。
注意やダメ出しばかりしないで
子どものいい所を見るようにします。
学費や老後の為だと節約ばかりしないで
私が生き生きすることにお金も時間も使います。
「あんたが悪いんでしょ」と何もかも子どものせいにしないで
「ごめんね」と素直に謝ります。
子どもの問題を子どもの問題とせず
自分の問題と捉えて自分のありようを振り返ります。
子どもを変えようとせずそのままを愛します。
子どもの将来の為だと
うるさく口出ししないで温かく見守ります。
脅したり厳しいことばかり言わないで
「大丈夫。なんとかなる。」と安心させてあげます。
子どものことばかりに気をとられていないで
しっかりと自分の人生を生きるようにします。
子どもは思い通りにならないものと早々にあきらめて
望んだ時に援助するように心がけます。
家庭はラブワゴンで、家族はあいのりメンバーで
悩んだり苦しんだりしながら
それぞれに成長しているのだと考えます。
家庭生活とは真実の愛を探す旅であり
真実の愛はいつもそこにあることを忘れずに
家族全員に感謝と尊敬をもって
接していくようにします。
遠い幸せではなく
今ここにある幸せを大切に暮らしていきます。
by はせがわみつる
皆さんにこの詩のどの部分に共感されるか聞いてみました。
注意やダメ出しばかりしないで
子どものいい所を見るようにします
とか
あんたが「悪いんでしょ」と何もかも子どものせいにしないで
「ごめんね」と素直に謝ります
に共感される方が多かったです。
最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせて、お一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
みなさん熱心に聞いて下さいました。
ありがとうございました。
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