兵庫県新温泉町「夢ホール」での講演会『子どもを幸せに伸ばす１０の秘訣』

2014年7月24日公開 / 2014年8月1日更新

テーマ：教育・人権講演会

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

　昨日７月２３日（水）は午後７時１５分から兵庫県新温泉町「夢ホール」で講演会でした。
　演題は「子どもを幸せに伸ばす１０の秘訣」。
　PTCAの教育講演会ということで３００名以上の方が参加して下さいました。

　子どもを幸せに伸ばすカギは親や先生との「信頼関係」にあります。
　子どもは親や先生との間に「あたたかくて信頼し合える関係」があるとき勉強に対しても意欲的になります。

　皆さんが小学生だったとき、大好きな先生になったら生き生きとがんばりませんでしたか。
　がんばりましたよね。
　皆さんが中学生のときも好きな先生の科目だけはがんばっていたでしょ。
　子どもは先生のことが好きだと「がんばろう」て思うんです。

　これは大人でも同じです。
　同僚とはみんな仲良くて一緒に仕事していても楽しい。
　そうすると仕事に対してもやる気が湧いてきます。
　上司は自分のことを信頼してくれて任せてくれるだけでなく、「遠慮なく休みを取ってくれたらいいからね」と大切にもしてくれている。
　そうすると仕事もがんばろうっていう気にもなるでしょ。
　取引先やお客様にも気に入ってもらって、感謝してもらって、「あなただから買うのよ」と信頼してもらったら仕事へのモチベーションも上がりますよね。

　子どもも同じです。
　学習に関係する人たちとの「関係」が良いこと。信頼関係があること。
　それがやる気を引き出すのです。
　
　その中でも最も影響が大きいのが親子関係です。
　今日は「親学１０か条」の資料をもとに、あたたかくて信頼し合える親子関係とはどのようなもので、それはどのようにすれば築いていけるのかを皆さんと一緒に考えて参りたいと思います。

　１、子どもの自己成長力を信頼する（信じて待つ）

　２、ありのままの子どもを愛する（そのままのあなたが大好き）

　３、子どもを尊敬する（もうすでにあなたは素晴らしい）
　
　上の３つについて具体例を挙げたり、絵本を紹介したりしながら楽しくわかりやすくお話ししました。

　皆さん本当に熱心に聞いて下さっていました。
　僕の言葉ではなく、話を聞かれた皆さんの心に生まれる気づきが「自分らしい子育てとは何か」を教えてくれます、と前置きをして話をしたのですが、もし何かしら気づきがあったのでしたらこんなに嬉しいことはありません。

　最後に熊木杏里さんの「誕生日」という曲にのせて、お一人お一人それぞれ違う１００種類の詩をプレゼントしました。

　講演会に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
　講演会の準備、お世話してくださった役員の皆様、お世話になりました。
　また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしております。

　

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