栃木県真岡市立真岡西小学校での講演会「子どもを幸せに伸ばすための親学講座」
今日は午前中、地元加古川市のやまて幼稚園に講演に行ってきました。
タイトルは「子どもを幸せに伸ばすための親学講座」です。
聞いてくださるのは保護者の皆さんです。
親学10か条の資料をもとに、子どもを幸せに伸ばすための「あたたかくて信頼し合える親子関係」について一緒に考えていきました。
2、ありのままを愛する(そのままのあなたが大好き)のところではこのようにお話ししました。
親はね、子どもを良くしてやろう、良くしてやろうとしますね。
できるだけ賢い子にしようとか、くじけない強い心の子に育てようとか、そういうふうに頑張って子育てすると親も子もしんどいですね。思うようにならないと心が沈みますね。
この間テレビで、水泳を教える名人のおじさんがこんなことを仰っていました。
「みんなガンバレ、ガンバレと言うけど、頑張ったら体に力が入ってしまって沈んでしまう。まずは力を抜いて浮くことが大切です。」
子育ても一緒です。
いい子にしよう、いい親でなければと力が入ると上手くいきません。
もっと楽に、自然に、ありのままに子育てしていったらいいのではないでしょうか。
ここで皆さんに質問です。
「ここに一人のお母さんがおられます。このたび一人息子さんが結婚されることになりました。そして同居することになりました。このお母さんはお嫁さんと仲良くしたい、いいお嫁さんになってほしいと望まれています。さて、どうすればいいでしょうか。」
そんな方法あるのでしょうか?
あります。
お嫁さんにこう言えばいいんです。
「◯◯ちゃん本当にこの家に来てくれてありがとう。◯◯ちゃんがこの家に来てくれた、それだけでうれしい。◯◯ちゃんは◯◯ちゃんのままでいいからね。この家があなたの家だと思ってのんびり、のびのびしてくれたらいいからね。本当に来てくれてありがとう。」
そう言ってその言葉通り、そのお嫁さんに対して何も求めず、何も望まず、いてくれることを喜び、、いてくれることに感謝して、いつも「ありがとう」「幸せ」「うれしい」と言う。そうすればそのお嫁さんは必ずいいお嫁さんになります。
子どもはあなたのことが大好きであなたのところに来てくれたお嫁さんのようなものです。子どもに多くを求めず、そのままの子どもを愛し、子どもがいてくれることに感謝して、いつも「ありがとう」「幸せ」「うれしい」と言って育てるなら、子どもは必ずいい子に育ちます。
ここで皆さんに紹介したい絵本があります。
「かみさまからのおくりもの」という絵本です。
かみさまが子どもたちにくださった贈りものとはなんだったでしょうか。
それは「よくわらう」であったり、「うたがすき」であったり、「よくたべる」であったり・・、決して何かが人より出来るとか、人より上手というものではありませんでした。
むしろ私たちがあたり前だと思っていることばかりです。
それこそが神様からの贈りものです。
それを子どもと一緒に喜ぶこと。
それが子どもたちが生まれる時に私たちに持ってきてくれた喜びや幸せを受け取るということです。
この絵本を書かれた作者の方はこんなふうに仰っています。
「親は子どもを親や社会が気に入るように変えようとしますが、それは大人の横暴で、子どもの本来持っている個性を壊してはいけないと気づかされました。そう気づくと『よく泣く』も『ゆっくり』も大切なことのように思えてきました。」
ありのままを愛する。
「そのままのあなたが大好き」
それは子どもも親も両方とも幸せにする魔法の言葉です。
そのようにお話しました。
そのあとエピソードと共にスキマスイッチの大橋卓弥さんの曲「ありがとう」を聴いてもらいました。
講演の最後に「はじめてのおつかい」の挿入歌「しょげないでよBaby」の曲と共にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。
講演会に参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
呼んでくださった園長先生、ありがとうございました。
またお会い出来る日を楽しみにしています。
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