講演「子どもが伸びる!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」 明石市民会館
昨日は佐賀県にありますお寺で講演会でした。
タイトルは『親学講座』です。
約1000人の方が参加してくださいました。
日本には古くから「七つまでは神のうち」という言葉がありまして、
7歳までの子どもというものは人間よりも神仏に近い存在であるという意味なんですが、
実際、子どもに教えられることって多いですね。
そして子どもから学べば学ぶほど、親として人間として成長していける。
今、皆さんのお手元にあります詩「しあわせになるれんしゅう」もそういう思いから生まれました。
これ、全部ひらがなで書いてあるでしょ。
これには意味があるんです。一つの願いが込められてあるんです。
この詩を玄関でもいい、リビングでもいい、トイレでもいい、子どもが見える高さに貼っておいてもらえたら、子どもが字を読めるようになった時にこの詩を大きな声で読んでくれるんですね。
「しあわせになるれんしゅう
こそだてはまつれんしゅう
ふうふはゆるすれんしゅう
じんせいはわらうれんしゅう」
それを聞いて「ああ、そうやった」と子どもから子育てを教えてもらう、夫婦のあり方を教えてもらう、人生で大切なことを教えてもらう、そんなふうにいつも今の自分のありようを振り返ることが出来たなら子育てで大きく間違えることはないんじゃないかなあと思いまして配らせていただきました。
次に親学10か条の資料をもとにお話ししました。
< 親学10か条 >
1、 子どもの自己成長力を信頼する。
(信じて待つ)
2、 ありのままを愛する。
(そのままのあなたが大好き)
3、 子どもを尊敬する。
(もうすでにあなたは素晴らしい)
4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
(自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない
5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
(あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)
6、 家族が仲良くする。
(許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)
7、子どもの話を聴く
(関心を持つ)
8、子どもの存在を喜ぶ。
(生まれてくれてありがとう)
9、 親が幸せである。
(笑顔と感謝を持って暮らす)
10、家をのんびりできる場所にする。
(心が安らぐ居場所)
子どもには自己成長力が宿っています。
子どもは自らの力で成長し、向上し、改善していく力を持っています。
ですから親は子どもの自己成長力を信頼し、その力が十分に発揮できる環境を整えることが肝心です。
子どもを取り巻く環境要因のうち最大のものとは何でしょう?
それは親です。
親学では「子どもをどう育てるか」とは考えません。
そうではなく親である自分はどうありたいのか、子どもとどんな親子関係を築きたいのか、そう自分に問います。
なぜなら親である自分のありようこそが子育てにおいて最も重要だからです。
そして「あたたかくて信頼し合える親子関係」こそが自己成長力を引き出すからです。
講演の最後に、108種類のそれぞれ違った詩をお一人お一人にプレゼントしました。
プレゼントした詩が皆さんのお心に届いたならこんなに嬉しいことはありません。
みなさん、本当にあたたかく聞いて下さってありがとうございました。
今回は講演後、主催者様のご好意により本をサイン販売させていただきました。
100冊持っていたのですが完売しました。
ありがとうございました。
最後になりましたが色々とお世話いただきましたお役の皆様、本当にありがとうございました。
心より感謝しております。
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