兵庫県たつの市「わくわく親子講座」での講演会「子どもを幸せに伸ばす親学講座」

2014年3月7日公開 / 2014年8月1日更新

テーマ：教育・人権講演会

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

　3月5日（水）は兵庫県たつの市の「はつらつセンター」に行ってきました。
　乳幼児をお持ちの若いお母さん方を対象に「子どもを幸せに伸ばす親学講座」と題して講演をしてきました。

　

　まず最初にこんなお話をしました。

　日本には「七つまでは神のうち」という言葉があります。
　七歳までの子どもは人間よりも神様に近い存在だという意味です。
　そういう意味では今皆さんは神様と一緒にお暮らしになっていると言えます。
　神様ですから私たちに幸せを下さったり、教えて下さったりしているんですね。
　実際、子どもに教えられることも多いですね。
　子どもから学べば学ぶほど、私たちは親として人間として成長していきます。
　育ててもらっているのは本当は子どもではなくて親の方なんですね。
　そして皆さんが親として人間として成長すればするほど、子どもも健全に成長していきます。
　今皆さんのお手元にある詩「しあわせになるれんしゅう」、全部ひらがなで書いてありますね。

　

　
　この詩がひらがなで書かれてあるのにはちゃんと意味があるんです。
　この詩には一つの願いが込められているんです。
　それは家の玄関でもいい、リビングでもいい、トイレでもいい。
　この詩を貼っておいてもらったら、いつか子どもが字を読めるようになった時にこれを大きい声で読んでくれるんですね。

　「しあわせになるれんしゅう
　　こそだてはまつれんしゅう
　　ふうふはゆるすれんしゅう
　　じんせいはわらうれんしゅう」

　そうしてそれを聞きながら「あー、そうやった」と子どもから子育てを教えてもらう、夫婦のあり方を教えてもらう、人生を教えてもらう。
　そうして、いつでも謙虚な心に立ち戻らせてもらう。
　そうすれば子育てを間違えることなく、親子とも幸せに暮らしていけるんちがうかなと思って、皆さんにお配りしました。
　
　子どもが生まれる時に持ってきてくれた「3つのプレゼント」。
　愛する喜び、愛される喜び、愛する者どうしが共に暮らす喜び。
　それらをしっかり受け取って、喜びとともに子育てをしていく。
　幸せはなるものではなくて気づくもの。
　今すでにある幸せに気づいて、その幸せを十分に味わって、
　そうして許し合って、笑い合って、皆さんが幸せに暮らしていかれることを心より願っております。

　そのようにお話ししました。
　講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
　今日は主催者様のご好意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」を講演会後に販売させていただく時間をとっていただきました。本当に嬉しかったです。本を買って下さった方、ありがとうございます。

　今日の講演会に参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
　お世話いただいた職員の皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。
　またお会い出来る日を楽しみにしております。　

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