大阪府堺市立中百舌鳥小学校での講演会「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」

　今日は堺市にあります中百舌鳥（なかもず）小学校へ講演に行ってきました。
　テーマ（演題）は「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか　～自己肯定感を育てる親子関係とは～」。



　いのちの大切さを伝えるとはどうすることなのでしょう？

　いのちは大切だ。いのちを大切に。そんなこと何千何万回言われるより『あなたが大切だ』誰かがそう言ってくれたらそれだけで生きていける。

　これは以前、公共広告機構のCMで流れていたフレーズなんですが、初めてこのフレーズを聞いたとき本当にそうだなあと思った記憶があります。子どもたちに対して今最も必要なメッセージとは「命が大切だ」ではなく「あなたが大切だ」ではないでしょうか。
　自分を大切に思う気持ち、それがあるからこそ他人も大切だと思える。
　「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のある、かけがえのない存在なんだ。」そういう自分に対する自信、信頼感のことを自己肯定感と言います。



　いのちの大切さを伝える、とは結局、「あなたがどんなに大切かを伝える」ということなんだと思います。
　そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに、皆さんと一緒に子どもたちにどのようにしてそれを伝えていけばいいかを考えていきたいと思います。


　＜自己肯定感を育てる親子関係のつくり方＞

1、幸せを受け取る

2、そのままを愛する（変えようとしない）

3、子どもの善さを見る（尊敬する）

4、子どもの話を聴く（口を挟まず最後まで）

5、気持ちを理解しようとする（押しつけない）

6、弱さや欠点を受け入れる（許し合う）

7、管理者ではなく援助者になる（信じて任す）


　皆さん大変熱心に聞いて下さいました。
　最後にキロロの「未来へ」の曲にのせて、お一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。


　
　講演会に参加して下さった皆さんありがとうございました。
　色々とお世話して下さった役員の皆さん、本当にお世話になりました。
　ありがとうございます。
　またお会い出来る日を楽しみにしています。




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