兵庫県太子町立龍田幼稚園での講演会「子どもからの3つのプレゼント」

2013年10月24日

テーマ：教育・人権講演会

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

　今日は太子町立龍田幼稚園に講演に行って来ました。
　タイトルは「子どもからの3つのプレゼント」。
　（写真撮るのを忘れてしまいました。うーん・・残念）

　子どもは生まれてくるときに3つのプレゼントを持って生まれてきます。
　一つ目は「愛する喜び」
　二つ目は「愛される喜び」
　三つ目は「愛する者どうしが共に暮らす喜び」です。

　皆さん、お子さんがお生まれになられたとき、最初に何と声をかけられましたか。
　生まれてくれてありがとう、ですか。
　それとも、やっと会えたねありがとう、ですか。
　それとも、よくがんばったねありがとう、ですか。
　これは人によって色々違うかもしれませんが、
　皆さん、お子さんがお生まれになる前には必ずこう願われたはずです。

　「どうか元気で生まれて来てくれますように」

　そうして元気に生まれて来てくれて、
　力いっぱい泣いている我が子の顔を見たとき
　ばーっと愛情があふれてきて、こう思われたはずです。

　「元気に生まれてきてくれてありがとう。
　　元気やったらそれでいい。」

　愛しいばっかり、元気やったらそれでいいと子どもに何も望んでいません。
　あのときのあの気持ちこそ無条件の愛です。
　子育ては何も難しいことはありません。
　あの時のあの気持ちのまま育てたらいいんですね。

　親は子どもを持って初めて、この世に自分の命より大切なものがあることを知ります。
　もし、今の子どもたちに出会うことがなかったら、こんなにあたたかくて美しい感情を持つことはなかったと思います。
　これは子どもたちから「愛する喜び」をプレゼントされたんですね。

　そのあと「愛される喜び」「愛する者どうしが共に暮らす喜び」をお話ししました。

　最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせて、お一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
　皆さんのお手元にはどんな詩が届いたでしょうか。
　お渡しした詩が皆さんの心に届いてくれたならこんなに嬉しいことはありません。

　講演会に参加して下さった皆さん本当にありがとうございました。
　またお会い出来る日を楽しみにしています。

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