兵庫県加古川市立氷丘南幼稚園での講演会 「あなたのままで100点満点」
今日は午前中、加古川市立別府町幼稚園で保護者の方を対象に講演がありました。
タイトルは「子どもからの3つのプレゼント」。
最初にこんなふうにお話ししました。
「僕が今日、この講演において皆さんにお伝えしたいのは、どのようにして子どもを育てたらいいかではなくて、親として自分はどうありたいのかということです。これは個人それぞれでいいんです。色々あっていいんです。でも、今日は皆さんに考えてほしいんです。自分は親としてどうありたいのかを。それを心にとめて僕の話を聞いて下さい。では親学10か条の資料をもとに一緒に考えてまいりましょう。」
そのあと『1、子どもの自己成長力を信頼する(信じて待つ)』でこんなお話をしました。
「自己成長力を引き出す上で一番大切なのは親の喜びです。
笑った!立った!歩いた!しゃべった!
親が喜んでくれると子どもも嬉しいんです。
親の喜びが子どもの喜び。それに励まされて子どもは成長していきます。
何かが出来るようになったことを喜ぶことも大切ですが、それよりももっとそのお子の存在そのものを喜ぶということが大切です。
「いてくれてありがとう」ということです。
現代の子育てにおいて一番欠けているのは、この「存在の肯定」と「受容」です。
受容とはその子のありのままを受け入れるということです。
今、皆さんのお子さんは5歳か6歳ですね。
だったら、お母さんに甘えたいですね。
子どもが子どもらしく甘えられる時期に十分に甘えるということはとても大切なことです。
子どもが素直に甘えられる、甘えを出せている、それが健全に育っている証拠です。
今子どもたちが『ままごと』をする時に何の役が人気がご存知ですか?
一番人気は赤ちゃんです。
なぜか?
遠慮なく甘えられるからです。
今、この赤ちゃん役を抜こうかという勢いの人気の役があります。
ペットです。
赤ちゃんよりももっと甘えられるからです。
それほど子どもたちは「甘える」ということを欲しているということです。
それは家で十分には甘えられていないということの裏返しでもあります。
自立というのは、親と子があたたかい心の絆で結ばれているから離れていけるのであって、
その心の絆というのは子どもの頃にしっかり『甘えを受け入れてもらう』ことによって出来るのです。
子どもは「弱い自分でもダメな自分でもお母さんは受け入れてくれるんだ」という安心感があるから、失敗をおそれずに前に出ていけるし、親から離れていくことも出来るのです。そう思えるから子どもは強くなれるのです。」
そのようにお話ししました。
その後「手紙」という曲を聴いてもらって、「子どもからの3つのプレゼント」の話をしました。
最後に小田和正さんの「たしかなこと」にのせて、お一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。
みなさん大変喜んで下さいました。
とてもあたたかい和やかな雰囲気で講演を終えられました。
皆さん本当にありがとうございました。
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