兵庫県加古川市立やまて幼稚園 「 子どもの気持ち、親の気持ち 」

長谷川満

長谷川満

テーマ:教育・人権講演会


 昨日は、やまて幼稚園に講演に行ってきました。
 テーマは「子どもの気持ち、親の気持ち」。
 
 

 講演の中で、子どもの気持ちを絵本にした「おごだでませんように」を読みました。
 
 いい子にしようと思ったら怒らないといけませんけど、幸せな子にしようと思ったらそんなに怒らなくてもいいんですね。だから、いい子にしようと思う心は捨てて、幸せな子に育てようと思ったらいいんですね。

 「子どもに幸せになってほしい」

 そのためには親が幸せを感じて楽しく子育てすることが大切です。
 では、どうすれば幸せを感じて子育てをしていけるのか?
 それは、
 いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、
 ありのままの自分でありのままの子どもを愛し、育てていけばいい
 ということなんですね。
 みんないい親になろうとして、いい子に育てようとして、
 子どもを苦しめ、自分を苦しめているんです。
 それをやめるということです。
 
 

 子育ては水泳とよく似ています。
 水泳も子育ても力が入り過ぎると沈んでしまいます。
 水泳は力が入ると体が沈む、子育ては力が入り過ぎると心が沈む。
 どちらもまず力を抜いて浮くことが大切です。
 この間、テレビに「水泳を教える名人」という方が出ておられましたが、
 その方がこんなことを言っておられました。

 「みんな、ガンバレ、ガンバレって言うけど、頑張ったら力が入って沈んでしまう。
  まずは力を抜いて浮くことから始めないと。」
 
 子育ても同じです。
 「いい子にしよう」「いい親であらねば」と力が入り過ぎるとうまくいきません。
 「ま、いっかー」と力を抜いて、大らかにいけばうまくいくんですね。


 そのようにお話をさせてもらいました。
 最後に、お一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
 とってもあったかい雰囲気でうれしかったです。
 聞いて下さった皆さん、本当にありがとうございました。
 
 

 子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
 http://www.hariat.co.jp/ksg/

 不登校でお悩みなら
 http://www.hariat.co.jp/ksg/futoukou.htm

 親も子も幸せに成長していくヒントがいっぱい!
 ブログ「長谷川満の親学講座」
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/

 気づきがいっぱい!子育てコラム「あなたのままで100点満点」
 http://www.koushinococoro.com/magazine/kyouiku/hasegawa_100/

 感動!心が楽になる!子育て講演については
 http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/service2/


リンクをコピーしました

Mybestpro Members

長谷川満
専門家

長谷川満(家庭教師)

家庭教師システム学院

発達障がいや不登校の子の意欲を引き出すには自己肯定感を高める必要があります。その子のありのままを受容し、信頼関係を築き、成功体験と褒め言葉で自信と意欲を引き出します。

長谷川満プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

子どもの自信とやる気を引き出す教育のプロ

長谷川満プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼