23【金融教育】FPの解説動画35分「初心者向け”iDeCo”とは 仕組みと使い方」

【キャスキットファイナンシャルプランニングは私:竹下昌成の商標登録Ⓡです】
ゴールから考えるライフプラン
〜「積み上げ」ではなく「逆算」で人生は変わる〜
ライフプランというと、多くの人は「毎月いくら貯めるか」「老後にいくら必要か」といった“積み上げ型”で考えます。
しかし、実務で数百件の相談を見てきて感じるのは、この方法ではほとんどの場合うまくいかないということです。
理由はシンプルです。
不確定要素が多すぎるからです。
例えばよくある話です。
毎月1万円節約すれば、30年間で360万円の差になります。
一見、意味がありそうに見えますが、実際にはインフレや収入の変動、家族構成の変化などで簡単に崩れます。結果として「作るだけで満足」してしまうケースが非常に多いのが現実です。
では、現実はどうか。
老後資金で考えると、65歳から85歳までの20年間で、毎月4万円不足すれば約960万円、毎月10万円不足すれば約2,400万円になります。
さらに、平均的な家計では収入約24万円に対して支出は約28万円。つまり、毎月約4万円の赤字構造です。
ここで発想を変えます。
積み上げではなく、ゴールから逆算する。
これが「キャスキット・ファイナンシャル・プランニング」の考え方です。
少し変わった方法ですが、まず「人生の終わり」を考えます。
何歳で亡くなったのか。
どこで、どんな人生だったのか。
後悔はなかったのか。
この前提に立つと、多くの人は「もっと家族と過ごせばよかった」「やりたいことをやればよかった」と答えます。
つまり、お金は目的ではなく手段だったことに気づきます。
そこから初めて現実に戻ります。
やりたいこと、欲しいもの、必要な資金を整理し、優先順位と開始時期を逆算する。
ライフプランはこの順番で考えると、一気に現実的になります。
では、具体的にどう解決するか。
方法は3つしかありません。
収入を増やす
支出を減らす
その組み合わせ
シンプルですが、これが本質です。
ここからは実務の話です。
例えば住宅ローン。
3,500万円、35年、金利1%、月返済約98,799円。このローンには団体信用生命保険がついており、契約者が死亡した場合、残債はゼロになります。
実際の残債推移は、54歳時点で約2,621万円、64歳で約1,650万円、74歳で約578万円。
もし途中で亡くなれば、借入は消え、不動産は残ります。
つまり、借入は単なるリスクではなく、構造によっては資産形成の手段になります。
ライフプランは、単なる貯蓄計画ではありません。
どう生きたいかを決め、そのためにお金をどう使うか、どう作るかを設計するものです。
何をしたいかが決まらない限り、いくら必要かは決まりません。
難しく考える必要はありません。
やりたいことを書き出す。
優先順位を決める。
一つでも行動する。
それだけで、ライフプランは大きく動き始めます。



