本当に良いお墓を提供するためには?(8)お墓の良し悪しを見分ける方法は石の素材以外にもあるのです
お墓を建てる時、墓地・墓所などの契約条件に、建てられる墓石の条件や、指定の石材店が入っていることがあります(指定石材店制度)。そのため、信用できるところにお墓づくりをお願いしたい、またオリジナルデザインの墓石を建てたい場合などは、事前に該当する墓地・墓所への確認や、石材店の過去実績などを調べておく必要があります。(参照:http:// www.daiichisekizai.com/story/cat_cat2/)
そして、購入者が自由に石材店を選べる場合は、信頼できる石材店の選び方・見分け方が重要となってきます。
お墓づくりは一生に一度あるかないか。だからこそ慎重な石材店選びを
ほとんどの方は、お墓づくりに関しての知識があまりないと思います。それもそのはず、先祖代々のお墓がある方は、そのお墓の手入れをしながら守っていけばいいですし、新たに建てられる方も、一生に一度あるかないかの経験のため、何から手をつけていいかもわからないはずです。
しかも、お墓づくりを手掛ける石材業界は、一般的な消費者感覚でいう「良い店」「悪い店」の判断がつきにくい業界でもあります。
飲食店であれば「おいしくない」「サービスが悪い」といった経験が判断基準になりますが、お墓の場合、経験値が無いため、石材店への「品質が悪い」「サービスが悪い」などの評価がつきにくいのが現状です。
中には外国産の石を国産と偽るほか、偽物の産地証明書を発行する業者もあるのです。そのため、良いお墓、納得できるお墓を建てるためには徹底した情報収集がカギとなるのです。(参照:http://www.daiichisekizai.com/blog/2016/03/171602/)
さまざまな情報を収集することに労を惜しまない
お墓づくりに知識が無い、また時間が無いなどの理由で「石材店におまかせ」にしている方もいらっしゃいます。
実はこれが一番危険で、先述したような悪質業者の思うつぼになってしまうこともあります。そのため、まずは自らがお墓について勉強されることをおすすめします。
「お墓の建て方」「お墓を建てる手順」のみならず、石の種類、耐久性などさらに踏み込んだところまで事前に知っておくことが重要です。
それには、一軒一軒の石材店に足を運び、話を聞くのがベストですが、現代ではインターネットで調べることができます。多少時間はかかっても、一生に一度あるかないかのお墓づくりですから、情報収集に労を惜しまず、納得のいく業者選びをされたほうが良いと思います。
信頼できる石材店の見分け方の第一歩
信頼できる石材店を見分けるには、いくつかチェックすべき項目がありますが、
これらの内容に合致しているからと言って必ずしも良いお墓が出来るとは限りません。
(1)店舗や工事現場の見学を歓迎してくれる。店や現場が整理整頓されている。
(2)話をきちんと聞いてくれる。石のことや加工・施工に精通し、宗教・仏事に詳しい。
(3)依頼主に考える時間を与えてくれる。
(4)契約書・保証書ほか、石の「産地証明書」など書類がきちんと発行され、それについて説明してくれる。
(5)アフターフォローまでしっかりと説明してくれる。
いかがですか?これらはあくまで信頼できる石材店の見分け方の第一歩なのです。逆に言えば、この程度のことも出来ない石材店は「全くの論外」と考えておいた方が安全かも分かりません。
そのくらい「良いお墓づくり」は難しいものなのです。
…というよりも、粗悪な墓石をぼったくられていても気が付かないケースの方が多いのです。
第一石材では、消費者の方々が良い石材店に巡り会ってくださることを願って、(一社)日本石材産業協会が発行する「石材店に行く前に読む本」(非売品)を無料進呈させて頂いております。
ご希望の方は『石材店に行く前に読む本』を無料プレゼント!からお申し込みください。
なお、「石材店に行く前に読む本」は兵庫県神戸市をはじめとする当社営業エリア限定でお送りさせて頂いております。また、部数に限りがありますので同業者のお申し込みはご遠慮ください。