本当に良いお墓を提供するためには?(4)関西で建てる国産墓石!国内加工と中国加工の値段の差
新たに墓地や霊園にお墓を建てようと考えている方にとって、まず何から考えるべきか、またどういったポイントに注意したほうが良いのかわからないことが多いと思います。
今回は、墓地・霊園、お墓を選ぶ際に知っておくべき5つのポイントをご紹介しようと思います。
1.まずはおおよその場所の見当をつける
そもそもお墓を持つ意義や目的を考えると、墓地・霊園の手配、墓石の建立をし、納骨などを済ませればそれで終わりという訳ではありません。
お墓は「お参り」するために建てるといってもいいでしょう。ご自分の家族だけではなく、親族やご友人の方々などを含めた皆さんが「お参りしたい」と気軽に行ける環境を整えるのも、墓地・霊園選びの大切なポイントです。
そのため、交通の便や墓地・霊園に行くまでの交通手段、わかりやすい場所にあるかどうかなどを考えてみましょう。また、ご先祖や故人の遺志によっては、海の見える場所、静かな場所など周辺環境を考慮するのも大切です。
2.「宗旨・宗派」によっては選択肢が限られることも
前回のコラムで公営・寺院・民営と墓地・霊園の違いをご説明しました。
その中で、寺院墓地にお墓を建てる場合、檀家になることが条件となることにも触れましたが、檀家にならなくても宗旨・宗派が限られていることがあります。
また、寺院によっては「過去の宗旨・宗派不問」となっている場合でも、お墓を建てた後にその寺院の宗派に所属しなければいけない場合もあり得るため、気になる方はパンフレットや説明にない場合でも事前に問い合わせてみることが大事です。
3.「価格」4.「設備」5.「管理・整備」の検討
お墓を建てる場合の費用については、まず墓地・霊園に支払う「永代使用料(土地の使用料)」「管理料(毎年支払う)」ほか、墓石を建立する際、石材店に払う「墓石費用(工事費等も含む)」が必要となります。
注意したいのは永代使用料が安くても区画が広いと(石を多く使うので)必然と墓石の建立費用は高くなりますし、民営墓地・霊園のほとんどは指定石材店制度(参考:http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/column/22683/)を採用していますので、墓石の費用が極めて高額になることもありますので、あらかじめ総額を出して検討することが必要です。
また豪華な設備・備品が整っている必要はなくとも、駐車場や水道施設は最低限必要でしょう。親族にご年配の方がいらっしゃる場合は、段差や勾配も配慮すべきです。ただし、墓地・霊園の造成や整備状況によっては地盤が軟らかかったり、水はけが悪かったり、墓地・霊園内の清掃や管理が行き届いていない場合もあるので、現地の見学を含め運営体制などのチェックも重要なポイントとなります。