神戸市立墓園に関する、2016年春のお彼岸のお知らせ
(1)平成28年度「神戸市営墓地」募集
〜上記のコラムからの続きです〜
平成28年4月20日から募集開始予定の神戸市営墓地は、
「鵯越墓園」「舞子墓園」「西神墓園」の3墓園が募集の予定です。
鵯越墓園は、神戸市北区山田町下谷上字中一里山12-1にあり、
総区画数5万区画以上ある日本でも有数の大規模霊園で、
現在も僅かではありますが、新規造成工事を進めており、
ほぼ毎年、新規墓地(未使用墓地)の募集を行っています。
舞子墓園は、神戸市垂水区舞子陵1-1に位置する公園墓地で、
墓園内には、神戸市が運営・管理する墓地とは別に、
お寺が所有する寺院墓地(神戸市営墓地とは関係ない)とがあり、
寺院墓地を除く総区画数は約6,500区画あります。
平成2年に開設した西神墓園は、神戸市西区神出町南字美濃谷614にあり、
遠くに淡路島も望まれる、総区画数約11,000区画の公園墓地です。
舞子墓園と西神墓園は新規造成工事が行われていないため、
新規墓地が募集されることは、ほぼ無いと言ってもいい状態で、
通常は、再貸付墓地(お引越し等の返還墓地)のみの募集でしょう。
神戸市営墓地は神戸市が管理する公営墓地であるため、
墓地代(墓地永代使用料)や年間管理費が比較的廉価で、
管理の永続性という点に関しては、最も安心できると言えるでしょう。
つまり、神戸市が破たんでもしてなくならない限り、
未来永劫に渡って、きちんと管理をしてもらえるということです。
鵯越墓園、舞子墓園、西神墓園の3墓園とも料金は同じで、
新規墓地、再貸付墓地の区別なく同一料金となっております。
墓地代(土地代)、いわゆる永代使用料については、
墓地の広さ(面積)によって、1㎡@24万円~27万円となっており、
年間管理費については、3㎡以下の墓地は3,900円(年)、
3㎡を超える墓地については、1㎡@1,300円×面積となっております。
この墓地代(永代使用料…神戸市では当初使用料と呼ぶ)については、
神戸市営墓地だけに限らず、住宅等の土地代と少し性格が異なります。
住宅等の場合、土地を購入すれば、登記上の名義も購入者となり、
不要となった場合には、第三者に売買したりすることができますが、
墓地を買うということは、その土地を買うという意味ではなく、
永代に渡り、その墓地を使用する権利を取得するということなのです。
したがって、親から子、そして孫の代へとお墓を承継し、
墓地を使用していく分には何の問題もありませんが、
不要になったからと言って、第三者に又貸ししたり、譲ったり、
家の土地の様に、売ったりすることはできません。
将来的に墓地が不要となった場合には、お墓から遺骨を出して、
建っている墓石を自費で撤去・処分をしての無償返還となります。
家の土地と違って、墓地代は還ってきません。
これは、神戸市営墓地に限らず、ほとんどの公営墓地、民営墓地、
寺院墓地についても同じことが言えるかと思います。
管理については、墓園内の道路の整備や植栽の管理、
水道設備や墓園内無料巡回バス(鵯越墓園のみ)の運行、
共有通路の清掃等については、各墓園側が行ってくれますが、
それぞれの各個人の墓所内の清掃や草むしりや、
枯れたお花の処分等については、神戸市側では行いません。
管理面では、民営霊園の方が行き届いているかも分かりません。
(なかには、とんでもなくずさんな管理の民営霊園もあります)
また、お寺の墓地とは違いますので、後継ぎのいない方のために、
無縁墓とならない、永代供養的なシステムも現時点ではありません。
しかし、なんと言っても神戸市営墓地の最大の利点は、
お墓を建てる際の石材店を自由に選べるという点です。
民営霊園の場合、ほとんどは「指定石材店制度」と言って、
霊園側が定めた石材店でしか、お墓の建立はできません。
たとえ、そこがとんでもないボッタクリ石材店であってもです!
その石材店が気に入らなければ、墓地代をあきらめて、
新たに他の墓地を探すしか方法がありません。
それが、民営霊園における「指定石材店制度」なのです。
※詳しくは、知らない人が損をする「指定石材店制度」とは?をご覧ください。
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〜つづく〜
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