気になる墓石材の放射線汚染!

能島孝志

能島孝志

テーマ:第一石材最新ニュース

墓石材・原石


福島県で放射性物質に汚染された砕石が
マンションの基礎工事や道路舗装等に使用されている問題が
マスコミを通じて数多く報道されています。

そのマスコミ報道の中で「汚染石材」という表現がありました。

ただ、ひとくくりに「石材」といっても、
“墓石材””建築石材”“砕石”と種類は様々です。


しかし、消費者の方々からすれば、
「汚染石材」という表現でマスコミ報道されれば、
「自分が注文しているお墓の石は大丈夫なのか?」と思われるでしょう。
(特に関東方面から東は福島県産の墓石材をよく使われます)

そこで、㈱石文社が運営するWEBサイト「いしぶみ」の中で、
理学博士、服部仁氏が墓石材・建築材の安全性について、
『石材(墓石材、建築石材など)からの放射能汚染は心配ありません!』
と題し、詳しく内容が紹介されております。

服部仁氏は、通産省工業技術院地質調査所(現・独立行政法人産業技術総合研究所、
地質調査総合センター)の岩石地質課長、地質部長、
鹿島建設㈱の技術研究所顧問などを歴任した岩石についての専門家です。


その一部を簡単にご紹介いたしますと、
石材を含む私たちの身のまわりの自然物質は、
大小の差はありますがすべて放射能を出しているようです。

しかしそれは、目に見えないため分からず知らないだけで、
普通は問題になるレベルではないとのことです。

もし、石材に外部から埃のような放射性物質が舞い降りてきたら、
「吹き飛ばすか軽く水洗いすれば問題ありません」と述べられております。


つまり花崗岩(御影石)は、もともと放射性物質を含んでいるのであり、
また、その量は人体に影響を及ぼすレベルではないということです。

仮に今回の震災によって石が放射性物質を含む粉体で汚染されたとしても、
水洗いをすれば問題ないということです。



実際に、福島県にある各丁場では、原石は水洗いをしてから出荷し、
また製品で出荷する場合は、切削、研磨の際に水を使い、
必然的に洗浄されているので心配はありません。

お墓に使用する「石材」に関しては心配はないようです。



これでご先祖様も安心です!



さらに詳しくは㈱石文社のHPをご覧ください。
http://www.ishicoro.net/hpgen/HPB/entries/78.html

なお、服部仁先生による「身のまわりの放射能」と題した資料を、下記からダウンロードできます。合わせてご覧ください。
http://www.ishicoro.com/report/h.hattori.pdf




「オリジナルデザインのお墓」について詳しくはこちらまで
http://www.daiichisekizai.com/design/cat_cat152/
神戸の「お墓のプロ」、(株)第一石材・能島孝志の神戸新聞取材記事はこちら!
http://mbp-japan.com/hyogo/daiichisekizai/
神戸・兵庫・阪神間の“いいお墓づくり”は「和型墓石」から「デザイン墓石」まで第一石材へ
http://www.daiichisekizai.com/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

能島孝志
専門家

能島孝志(1級お墓ディレクター)

株式会社第一石材

「お墓はどこで建てても同じ!値段もたいして変わらないだろう?」なんて思っていませんか?建ててからでは手遅れです。一般消費者には分かりにくい、お墓の悩みを「1級お墓ディレクター」の能島孝志がズバリ解決!

能島孝志プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

能島孝志プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼