墓地の種類について②寺院墓地/神戸新聞マイベストプロ神戸主催セミナー「お墓選びで知っておきたい5つのポイント」おさらい

～前のコラムからの続きです～

2.寺院墓地

お寺が所有、管理・運営している墓地です。
その多くが市街地にあり、利便性が高いといえますが
墓所に空きがない場合もあります。

常に住職がいるため墓地の管理が行き届いているところが多く、
法要の際だけでなく日常的に安心して管理・供養を任せられます。

しかし、お寺の境内にある墓地を購入するということは、
必然的に宗旨・宗派は限定され（多くの場合）、
原則的には、その寺院の壇家になることを意味します（例外もあります）。

壇家とは自分一代のことではありません。
代々にわたり、お寺を支えていく会員となることですので、
必ずそのお寺の住職にお寺の行事や、
お付き合いの仕方について確認しておいた方がよいでしょう。

寺院墓地の多くは、御用達の石材店がある場合（ほとんどが1社）が多く、
墓石の建立や工事についてはその石材店に依頼することと定めた
「指定石材店制度」（後に詳しくお話いたします）になっていることがほとんどです。

また、寺院墓地では、墓石の形についても制限を設けている
（伝統的な和型墓石のみ可能等）場合がありますので、
洋型墓石やオリジナルデザイン墓石の建立を希望される方は
墓地購入の際に、事前に確認をしておく必要があります。



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　　　　　　　　　　　～つづく～



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