「KENJA GLOBAL“PRESIDENTS OF 500”」取材映像
カロートとはお墓の下の納骨室のことで、
故人のご遺骨を納骨するところ、いわば「仏様の寝室」です。
以前は骨壺のまま納骨することが多かったのですが、
最近ではカロートの底の土の部分に真っ白なさらしの布で作った納骨袋に遺骨を入れて納骨します。
土は「母なる大地」という言葉があるように、
すべての生命の源であり故郷です。
それは、遺骨になっても変わることはありません。
このような神聖な場所だからこそカロートには純国産御影石をお薦めいたします。
日本国内には数多くの採石丁場がありますが、
どの丁場の事業所にも神棚が祀ってあります。
これは、常に危険を伴う採石作業が無事安全に出来ますようにという願いと、
山の神様にその恵みを使わせてもらうという感謝の意を表すためのものであります。
中国ほか各国の採石業社がどうしているかは、わかりませんが、
日本の石にはその土地の神様が宿っているのです。
いわば、純国産御影石は“神なる石に仏様をお迎えしたもの”と解釈できます。
日本人は古来より崇めてきた土着の神様と、
あらゆる人に救いの手をさしのべてくださる仏様、
そのお二人が見守ってくださるのだから、きっと安らかに眠っていただけるでしょう。
※「あさひGF」“役立つコラム”として、私が、2010年2月号より、
隔月連載を担当させていただくことになりました。今回12月20日号の掲載はその最終回です。
今年1年ご愛読ありがとうございました。来年も良い年になりますようお祈り申し上げます。
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