【神戸市立墓園】2024年(令和6年)秋のお彼岸時期墓参のお知らせ
『古事記』の神代(かみよ)の物語には、
天地の始まり、神々の誕生、
そして死、死から死後の世界へと展開し、
日本人の原点となる「世界観」や「死生観」の中で、
「死」や「けがれ」、「お墓」の問題が語られています。
■天地のはじめ
始めに天の中心と、万物を生み出す
二柱(ふたはしら)の神があらわれます。
天地は混沌(こんとん)として土地は固まらず
ブヨブヨした水に浮かぶ油のようで、
クラゲみたいにただよっていました。
そのとき葦(あし)が芽吹くような勢いの神があらわれます。
そして天と地を安定させる二柱の神、
天地の間の雲の神、泥と砂の二柱の神、
多くのものを生み出すため男と女にわかれた二柱の神、
男根と女陰(ほと)をあらわす二柱の神、人の顔をあらわす神、
(男女を結びつけて命を生み出す)不思議な調和の力の神が次々とあらわれ、
最後に、姿がととのった男女の、
結婚をいざなう男の神「イザナギの命(みこと)」と
女の神「イザナミの命」の二柱の神があらわれて、
高天原(たかまがはら)という神々の国が誕生しました。
~つづく~
※日本人のお墓(小畠宏允著・日本石材産業協会発行)より
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