【英検2級に受かる】単語・熟語は、耳から覚える「キクタン」を使う
2016年より、英検の新傾向テストが始まりました。特に、英検2級テストは、採点方法の大幅な変更と、自由英作文の導入により、1次試験の傾向が大幅に変更されました。
10月に英検受験を控えるあなたと、合格に向けた攻略ポイントを振り返ってみましょう。
実は最も易しい問題は「長文読解」
新傾向テストになっても、英検準2・2級はの中で、易しい問題は長文読解です。
英検2級の1次試験の第3問には、Eメール読解・エッセイ読解・小論文読解の3つの長文問題があり、設問が併せて12問あります。旧来のテストと同様に、出題傾向が変わらないため、単語を十分に習得し、速読のトレーニングした上で、過去問の多読をすれば、傾向に慣れるはずです。
わからない単語が多すぎると、第1問の語法4択も壊滅する
長文を読むのに時間がかかる原因を探ってみましょう。
*知らない単語や、訳せない熟語があり、内容を拾うことができない。
*一度で読み取れないので、2度・3度と読み返してしまう。
前出のコラムでも紹介していますが、キクタンなどの英検受験用の単語・熟語帳で、自分の単語量を増やすことと、「英単語→日本語」の瞬時変換の練習を繰り返すことで改善できます。
【英検2級に受かる】単語・熟語は、耳から覚える「キクタン」を使う
実は、英検の長文を読むのに必要な単語力・熟語力は、第1問の語法・話法の問題に要求されるほどではありません。長文が難しいと感じる受験生は、第1問の語法4択やリスニングテストでも、単語力の不足が原因で壊滅的に失点をするはずです。
きれいに和訳せず、単語訳を拾い上げる訓練で速読可能に。
*すべての文章を正確に、和訳し、文章に起こそうとしてしまう。
長文問題の各文に対して、和訳を書き込む生徒が見られます。これこそ、長文の読み取りに時間のかかる生徒がやっている問題点の1つです。長文に出現する単語を、前から順番に、片言の日本語で拾い上げるトレーニングをやってみて下さい。きれいな和文へ変換しなくても、ある程度の単語力さえあれば、文意を理解することも、設問を解くこともできると気がつくはずです。