- お電話での
お問い合わせ - 024-545-6111
コラム
がんの5年生存率上昇!
2017年8月11日
がんの5年生存率上昇!
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘がんの5年生存率上昇!’という報告です。
国立がん研究センターは8日、2008年にがんと診断された人の5年後の生存率を公表した。肝臓がんや膵臓がんは依然として治療が非常に難しいことが示された。全てのがんをまとめた生存率は65・2%で、前年の64・3%からわずかに上昇した。
各地のがん医療を中心的に担う拠点病院などのうち、全国の209病院で集計した約21万件を解析。種類別で生存率が高かったのは、進行が比較的遅い前立腺がん(97・7%)のほか、乳がん(92・7%)、子宮体がん(82・8%)。低かったのは膵臓がん(9・9%)や肝臓がん(38・5%)、肺がん(39・1%)だった。
早期発見が難しく、生存率の低い膵臓がんは「難治性がん」の代表格で、新たな検査法や薬の開発が求められている。全がんの生存率は東京の72・6%から沖縄の50・9%まで、地域によって差があった。ただデータを集計した病院の数には限りがあり、データの精度も異なると考えられ、生存率が都道府県の実態を表しているわけではないという。病院によって、患者の年齢やがんの進行度なども違い、治療成績は比較できないとしている。
がんの5年生存率は診断や治療法の進歩で確実の上昇して来ている様ですが、膵臓がんは相変わらずの低さです。実際、私自身としても膵臓がんと診断して確実に助けることが出来たと思っている患者さんは1名だけです。それ以外は診断出来た時点で手術も出来ない状態だったり、手術出来ても根治術とはならなかったりという方々が大多数だった様に感じます。
クリニックの近所で見つけたツバメの雛たちも飛行訓練を開始したようで...巣立ちももうすぐの様です!
関連するコラム
- 肥満による社会的コスト? 2017-10-10
- プール熱にも注意? 2017-06-07
- 今シーズンはヒノキの花粉も大量? 2018-04-08
- 1/3の医師が燃え尽き症候群? 2018-03-11
- 福島県、心筋梗塞の死亡率ワースト1へ! 2017-06-18
コラムのテーマ一覧
- 熱中症
- 日常の出来事
- 医療環境
- 電子たばこ
- 時事ネタ
- 震災関連
- ご挨拶
- ビールの効用?
- 生活習慣病予防
- 糖尿病関連の報告
- コーヒーの効用
- がん予防
- 日本経済の状況
- 医療コラム
- 原発事故関連
- 薬剤の有効性
- ダイエットの秘訣
- メタボの原因?
- カロリー制限で長生き?
- 運動の効用
- 記憶の不思議?
- 高血圧予防?
- hiroの温泉紀行
- 医療界の新発見?
- 腸内細菌の役割
- 医療マメ知識
- 年末のご挨拶
- 糖尿病予防
- 認知症予防?
- 脳卒中リスク低減には?
- たばこの害
- ポケモンGO
- 加齢に伴う変化の特徴
- 心臓病増悪の原因
- 救急医療
- 内臓脂肪の悪弊
- 飲み過ぎ予防には?
- 長生きの秘訣
- 感染性胃腸炎
- インフルエンザ
- 長生きの秘訣?
- ポケモンGO
- 医療情報
- 研究会発表
カテゴリから記事を探す
佐藤浩明プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。