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コラム

1/3の医師が燃え尽き症候群?

医療情報

2018年3月11日

1/3の医師が燃え尽き症候群?

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘1/3の医師が燃え尽き症候群?’という報告です。

 多くの医師が燃え尽き症候群と密かに戦っている可能性が高いことが、米クリーブランド・クリニックの臨床心理士らによる研究で示唆された。同クリニックの運営母体であるクリーブランド・クリニック・ヘルスシステムに勤務する1,000人超の医師を対象に調査から、3人に1人が燃え尽き症候群の基準を満たしていることが分かったという。

 今回の研究の対象となったのは、同ヘルスシステムの医師のうち燃え尽き症候群に関する調査への回答があった1,145人。燃え尽き症候群の有無や重症度は、Maslach Burnout Inventory(MBI)と呼ばれる尺度を用いて「情緒的消耗感」「脱人格化」「個人的達成感」の3つの側面から評価した。

 その結果、399人(35%)が燃え尽き症候群の基準を満たしていた。また、燃え尽き状態をもたらす要素の一つである情緒的消耗感が認められる医師は高い患者満足度を得ていたが、最終的に退職する可能性が高いことが明らかになった。一方、脱人格化の傾向が強くみられる医師は、患者から苦情を申し立てられる頻度が高いことも分かった。

 情緒的消耗感が認められる医師に対する患者の満足度は高かったという結果について、同氏は「献身的な医師が、十分に機能していない医療システムの影響が患者に及ばないよう自らを犠牲にしていることを浮き彫りにしているようだ」と話す。また、今回の研究では患者の直接的な診療に多くの時間を費やす医師ほど燃え尽き症候群になりやすいことも分かったが、この点については「毎回の診療に伴う事務的な作業の負担が大きいことが要因だと考えられる」と指摘している。

 一方で、「クリーブランド・クリニックはまだ良い方ではないか」との声もある。米国家庭医学会(AAFP)教育部門の別の研究者は「2014年には米メイヨー・クリニックが実施した調査で医師のほぼ半数に燃え尽き症候群が認められたことが報告されている」として、「今回の研究結果に驚きはなかった」と話している。

 確かに自分の周りでもそれに近い同業者がいますので強ち、間違ったデータではないと思われます。特に日本の場合は医師ではなくてもできる雑用的な仕事があまりにも多過ぎてそれが大きな負担になっているのは間違いありません。最近ではメディカルクラークさんの様な医師の雑務を肩代わりしてくれる職種の人たちも増えてはきている様ですが、根本的な解決にはまだ程遠いのが現状かと思われます。

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