肥満には遺伝も大きく関与?
メタボ予防には夜の食事に注意?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は「メタボ予防には夜の食事に注意?」というお話です。
注意!夕食を食べ過ぎたり、朝食を抜きがちになるあなたへ
Ⅰ. 肥満になりやすい
* 夜間はカロリー消費を高める「オレキシン」の 分泌が低下。消費しきれず、余ったエネルギー が脂肪組織へ貯蔵され、肥満を助⻑します。
* 朝食の欠食は消費エネルギーの減少につながり、 さらに肥満を助⻑します。
Ⅱ. 血糖や中性脂肪が上昇しやすい
*夜間は筋肉・肝臓で糖の消費を調整する「レプチン」 の分泌が低下し、血中にとどまりやすくなります。
Ⅲ. メタボリックシンドロームになりやすい
* 「夕食食べ過ぎ・朝食抜き」の習慣は、肥満、脂質異常、高血圧、高血糖につながる危険性があります。
・そして、気が付けばいつの間にかメタボ体型に!
基本的に夜遅く食べてあまり消化しない状況で寝てしまうと体重増加の要因になると考えられています。よく空腹で眠れないので寝る前に食べてしまう方がいる様ですが、それはもっての外です。そういう時には頭が食べたいだけでそんなにがっちり食べなくても体は満足するはずですから炭水化物系ではなく、カロリー抑えめのスープやナッツ類程度の摂取程に抑えることが大事です。